車中泊用のベッドであったり、ベッドキットの導入を検討している方の中には以下のような疑問や不安がある方もいるのではないでしょうか。
はてな
- ベッドの常設ってぶっちゃけどうなの?
- 良い点もあると思うけど、悪い点も知りたい!
- たまには下ろしたりするの?
このような疑問に対してベッドを常設している筆者がお答えします!
ちなみに筆者が常設しているベッドは縦長の1人用のベッドになります。
今後、背もたれ兼ベッドの天板を自作して幅広いベッドにすることも検討していますが、現状では1人用のベッドを常設している使用感になります。
とはいえ大きなベッドキットを設置する場合のケースと被る部分もあると思いますので、ぜひ最後まで読んでもらえると嬉しいです。
筆者が設置しているベッドの詳細に興味がある方は以下記事を読んでみてください(自作のベッドになります)
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メリット
まずはやはり良い点からのご紹介です!
細かいことまで言えば無数のメリットが思い浮かんできますが、今回は下記の3つに絞りました。
- いつでも快適に寝ることができる
- 椅子として使用することもできる
- 収納がしやすくなる
それぞれ解説していきますね。
いつでも快適に寝ることができる
これが一番のメリットになるのではないでしょうか!?
少し疲れたなと感じた際にすぐに横になることができます。
例えば、遠出のドライブをしている自分を想像してみてください。
目が疲れたり、眠気が来たりしたらどうしていますか?
高速に乗っていたらSAやPA、一般道だったら道の駅など車を駐車できるところで休憩しますよね。
駐車した際にシートで休むのとベッドで休むのどちらが快適でしょうか?
もちろんベッドですよね!
他にも活用できるシーンは無数にあります!
ちなみに筆者は春頃に日差しで暖まった車の中で横になるのが気持ちよくて大好きです。
家の駐車場に止めてある車でも横になって休んじゃいます(笑)
椅子として使用することもできる
ベッドとしてだけではなく、椅子としても活用が可能です!
筆者のベッドは1人用で、すべての面がベッドで覆われているわけではありません。
そのため、ベッド付近に組み立て式の机を用意しておくことで、ベッドを椅子として使用することができます。
この場合は複数人で談笑しながら使用ができたりもします。
この仕様にしておいて一番良かったと感じたのは、飲食店の順番待ちをしているときですね。(順番が来たら電話で呼んでくれるサービスのある飲食店です。)
もちろんシートで休んでも良いのですが、ハイエースのシートは快適とは程遠いシートですので、みんなでベッドで座って休憩していました。
トランプなどがあったら待ち時間など全く気にならなかったと思います。
他にもキャンプに行ったときには車の中での活用はもちろんですが、外に出して椅子として使用することも可能です。
横になるまでではないけどちょっと休憩したいときとかにも大変便利な装備になります。
筆者も最近はベッドとしてよりも椅子として使うことのほうが多くなってきているんじゃないかというぐらい活用しています。
収納がしやすくなる
基本的にはベッド下は収納スペースになると思います。
ベッドがない方が収納できるスペースは広くなりますが、何もないところにたくさんの荷物を置くと、下に置いたものが取り出しづらく感じたことはありませんか?
そんなときにベッドが活躍します!
ベッドの下はもちろん、ベッドとして活用しないことがわかっている日であれば、ベッドの上にも荷物を置くことができます。
1段だった収納が2段収納に早変わりするわけですね。
2段になると収納もしやすく、取り出しやすさも少し向上するので、良いメリットだと思っています!
ちなみにまだこのままでは下の段に収納したものが取り出しにくいと考えている方、ご安心ください!
その場合はスライドレールを実装することで取り出しやすさが格段に向上します。
荷物をスライドさせて取り出すことができるようになるので、奥に収納したものも楽々取り出すことが可能になります。
興味のある方は下記の記事を読んでみてください。
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デメリット
続いてデメリットの紹介をします。
良い点があれば、当然悪い点も存在します。
メリット・デメリットを理解した上でベッドを常設するか判断したほうが絶対に良いので、しっかりと読んでもらえると嬉しいです!
今回筆者が上げるデメリットは以下の3点になります。
- 場所を取る
- ものによっては取り出すのが大変
- 普段使い兼用の場合、意外と寝転ばない
それでは一つ一つ解説していきますね。
場所を取る
一番最初に思いつくデメリットだと思います。
普段から大きなものを載せる方や荷室いっぱいに荷物を載せる方にはおすすめできません。
人が横になれるくらいのスペースを必要とするので当然ですよね。。。
ただ、大きなものは収納しないという方であれば、ベッド下の収納をうまく活用することで、今までと変わらないスタイルで使用できる可能性もあります。
要は工夫次第といった感じですが、工夫だけではなんともならない場合もあるので、デメリットの一つとして上げました。
筆者も大きなものや大量に荷物を乗せるときはベッドを下ろして対応しています。
ものによっては取り出すのが大変
これはベッドキットの種類によってはものを取り出すのが大変ということですね。
天板を開くことができるタイプであったり、下部にスライドレールを取り付けてあれば、荷物を取り出すのもそこまで苦にはならないと思いますが、そうでない場合は奥に収納したものを取り出すのが非常に大変です。
いわゆるデッドスペースになってしまう可能性まであります。
ベッドを設置するだけではなく、設置した後も活用できるかを考えて設置する必要があります。
普段使い兼用の場合、意外と寝転ばない
これは仕方ない部分もあると思うのですが、普段使い用の車にベッドを載せている場合の話になります。
筆者もこのタイプですが、そこまで頻繁に使用することはありません。
一番良く使っていたのはコロナ禍で電車通勤がだめになって、車で通勤していた際ですね。
出勤時間に近づくにつれて道が激混みになるので、ちょっと早く行ってベッドで寝てました(笑)
こういった状況であれば、週に5日間しっかり活用することができます。
ただ、今は筆者もそこまで使用はしていない感じになっています。
載せておくことでなにか不便に思っていることがあるかといえばないので、載せてはいますがあまり活用できていないのが現状です。
ここは人によるところですが、そこまで使用しない場合は無理に常設する必要はないと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
メリット・デメリットの中で1つでも「確かに!」と思ってもらえる点があったら嬉しいです。
常設する場合はデメリットの方を重点的に確認したほうが良いと思います。
載せた結果、不満がすごく出て最終的には家の倉庫の奥の方にしまうことになってしまったみたいなことが発生すると最悪です。
そうならないためにも、筆者の記事以外にも様々な人の記事や意見に触れて、判断するのが一番いいと思います。
ぜひいろいろ調べてみてください。
というところで本日は以上になります。
今回の記事以外にもキャンピングカーの装備のメリット・デメリットや家具の作り方などDIYに関する記事をたくさん配信しています。
もし良かったら他の記事も読んでもらえると嬉しいです!
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。