今回はハイエースのバッテリー交換をやってみました。
筆者のハイエースは寒冷地仕様のハイエースになるため、バッテリーを二つ搭載しています。
両方とも交換しましたが、片方がとんでもなく酷いことになっていました…
バッテリーもちゃんと自分でしっかり定期的に確認しないといけないなと感じ、その戒めの意味も込めて今回は記事を作成しています。
この記事を読んでバッテリー交換を前回いつしたかわからない、もしくは長いことしていない方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度自分の車のバッテリーを確認してみてください。
※劣化していると車検で交換を勧められたりするので、そういったタイミングで交換を行ったか思い出してみると前回の交換時期がわかると思います。
※また、バッテリーに交換時期を記載してある場合もあるので、直接の確認もお勧めです。
あまり詳しくなくてもわかるように丁寧に解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
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交換前のバッテリーの状態
画像を見ていただければわかると思うのですが、かなり酷い状態でした…
液が吹きこぼれてきているのかとんでもない状態になっています。
これ本当に通電しているのかなと思い、電圧を測ってみたのですが、10vちょいの電圧がありました。
ちなみにカーバッテリーの正常電圧は12.5v〜14.0と言われていますので、完全に正常範囲外です。(12Vタイプの場合)
交換時期をとっくに過ぎてしまっていますね。
普通の車だとエンジンがかからない可能性すらある電圧です。
冒頭でもお話ししたように筆者のハイエースは寒冷地仕様で、バッテリーを二つ積んでいるので、正常にエンジンはかかりましたが、もう片方のバッテリーが頑張っていただけで、10vしかない方のバッテリーは付いている意味がないような状態となっていました。
みなさんもこうなる前に早めにバッテリーを交換しましょう。
メーカーに保証される期間がだいたい2〜3年なので、そのくらいを目安に交換を考える、もしくはしっかり点検しつつ乗ることをお勧めします。
おすすめのバッテリー
おすすめの一品
多くの方が紹介していて1度は目にしたことがあるかもしれませんが、画像のバッテリーが一番お勧めです。
パナソニックさんが販売しているcaos(カオス)シリーズと呼ばれるバッテリーになります。
日本の企業が作っているだけあって品質がとてもいいです。
電圧が安定していて劣化もしにくいという最強のカーバッテリーになります。
迷ったらこちらを購入することをお勧めします。
※適合車種/端子の向きにご注意ください
ちなみに…
カーバッテリーは車種によって適合する規格が異なります。
電圧は乗用車であれば基本的には12vになると思いますが、車種によってサイズや+-端子の位置が違ったり、一般車とアイドリングストップ車で分けられていたりするので、自分の車に適合したバッテリーを購入する必要があります。
適当に購入すると設置ができなかったり、エンジンが正常にかからなかったりする可能性がありますので、ご注意ください。
確認方法は今の車に搭載されているバッテリーを実際に見て確認することがお勧めです。
画像のように記載があります。
参考までに筆者のハイエースに搭載されていたバッテリーは以下のように記載されていました。
- 85D26L
「85」が性能ランク、「D」と「26」がサイズ、「L」が端子の位置を表しています。
性能ランクだけは現在搭載されているバッテリーと異なっても問題ありません。
数字が大きければ大きいほど性能が高いとされています。
バッテリーの交換作業
注意点
しっかりと注意をした上であれば、DIYでもバッテリーの交換を行うことができます。
ただし注意を怠ってしまうとショートを起こし、最悪の場合、車が故障するので注意してください。
慎重に作業を行うことができない方は業者にお願いした方が安心です。
注意点は以下になります。
- ゴム手袋を用意する
- 取り外し、取り付けの順番を守る
- 金属の工具の取り扱いに注意する
変なところを触ってしまうと感電しますので、ゴム手袋は必ず用意してください。
バッテリーには「+」端子、「-」端子がありますが、取り外す際と取り付ける際で順番があります。
これを守らないとショートする可能性がありますので、ご注意ください。
工具は金属のものを使用することもあると思いますが、「+」端子と「-」端子に同時に触れることがないように注意してください。
また、金属についてはバッテリーの周りの他の部品にも言えます。
端子が金属部分に触れないように注意して作業を行ってください。
ちなみにバッテリーは想像以上に重いので、そこも気をつけてください。
交換作業
注意点は詳しく解説しましたので、手順については簡潔に箇条書きで説明します。
難しい作業ではありません。
ポイント
- エンジンを切る
- 「-」端子 ⇒ 「+」端子の順番で外す
- バッテリーの固定具を外す
- バッテリーを取り出す
- 腐食部をワイヤーブラシや紙やすりで研磨し、よく水洗いする
- 新しいバッテリーを設置し、固定具でしっかりと固定する
- 「+」端子 ⇒ 「-」端子の順番で取り付けを行う
以上になります。
何度もしつこいですが、絶対に「+」「-」端子の順番を間違えないようにしてください。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
筆者のハイエースのバッテリーは素人が見ても酷い状態ですよね…
本来ならこの状態まで放置していることが問題なので、今後は点検を欠かさないようにしていきたいと思います。
交換作業については注意点をしっかりと守れば、初めてでもなんとか交換ができると思います。
ただ、失敗すると大きな問題に発生する可能性もあるので、初めて作業をする際はしっかりと調べた上で、複数人で作業を行うことを推奨します。
以上で今回の解説は終了となります。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
他にもハイエースをはじめとした車やDIYについての記事を作成していますので、良かったら他の記事も読んでいってください。