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【ちょっと待って】天井のウッド化を行う前に読んでほしい車検の話

ウッド化の車内

自作でキャンピングカーをしている記事を読んだことのある方の中には以下のような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

はてな

  • 内装をいろいろカスタムして車検は通るの?
  • 特にウッド化している車の車検が通るのか気になる!
  • ウッド化しても車検に通る方法を教えて!

そんな方々に対して、つい先日ウッド化したマイカーの車検を通した筆者が、ウッド化の車検事情について解説します!

あくまで筆者の考えであって、地域やお願いする業者によっても異なる可能性がありますので、参考までにという感じでお願いします。

車検を通すためのちょっとしたコツも解説しますので、よかったら最後まで読んでもらえると嬉しいです!

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キャンピングカーの車検事情

ウッド化の車内(後ろから)

まず初めに重大なことをお伝えしておきます。

販売されているキャンピングカーは一旦置いておいて、自作キャンピングカーの話になりますが、

好き勝手に改造すると車検に通らなくなる可能性があります!

例えば簡単なところで言うとシートを取り外したりしただけで車検には通らなくなります。

細かいルールについてはネットで調べてもらえればたくさん出てくるので一度調べてみてください。

今回はそのルールに沿っていることを前提として車検の話をします。

「え?ルールに沿っているなら車検は通るんじゃないの?」と思われた方もいるかもしれません。

もちろん通るのですが、一般的な車と比べて通すのが難しくなります。

なぜ車検を通すのが難しくなるのか、どうやったら車検を通すことができるのかについてこれから解説していきます。

まずは販売されているキャンピングカーと自作キャンピングカーの車検事情について解説します。

 

販売されているキャンピングカー

こちらは簡単に車検が通ります。

というのも販売されているキャンピングカーは基本的に構造変更の手続きをしており、キャンピングカーとして車検を受けることができます。

いわゆる「8ナンバー(特殊用途自動車)」になっています。

キャンピングカー以外だと消防車や救急車、警察車両などもこの「8ナンバー(特殊用途自動車)」に該当します。

名前の通り特殊な用途に使用する自動車として認定を受けている車になります。

認定を受けているため、車検についてもスムーズに通すことができるというからくりです。

 

自作キャンピングカー

それでは自作キャンピングカーについてはどうでしょうか。

「8ナンバー」を取得する場合以外は、以下のナンバー区分で車検を通すことになると思います。

  • 1ナンバー(普通貨物車)
  • 4ナンバー(小型貨物車)
  • 6ナンバー(軽貨物車)
  • 3ナンバー(普通乗用車)
  • 5ナンバー(小型乗用車)
  • 7ナンバー(軽乗用車)

これらのナンバー区分のまま内装を改造した車の車検をお願いすると断られるケースが多いです。

あくまでネットの情報になりますが、ディーラー車検と民間業者は断られることが多いようです。

そのため、自作キャンピングカーの車検は難しいと言われています。

それでは車検にはどんな方法があって、どうすれば自作キャンピングカーの車検を通しやすくすることができるかを解説します。

 

車検の方法とおすすめ

主な車検の方法とおすすめ(車検が通しやすい方法)を解説します。

車検は大きく分けると以下の方法があります。

  • ディーラー車検
  • 民間業者
  • 個人店
  • ユーザー車検

それぞれについて自作キャンピングカーの車検事情、持ち込むとどういった対応をされるのか、なぜそのような対応になるのかを解説します。

 

ディーラー車検

断熱済みの車内

車のディーラーに持ち込んで車検を実施してもらうのがディーラー車検になります。

民間業者と同じといえば同じなのですが、車を購入したところで車検ができるので、安心感があるのが一番のメリットですかね。

このディーラーにウッド化などの内装を改造した車を持っていくと、全く取り合っても貰えないということが結構あるみたいです。

ルールに沿っていることをいくら説明しても断られてしまうようです。

理由は聞いても答えてくれないと思いますが、ディーラーの上にはメーカーがいますので、万が一があった際に信頼を失うことがないようにするための配慮だと思います。

ディーラー車検で車検に通った後に「実はルール違反でした」なんて話になったらメーカーの信用問題にも発展するため、純正の状態以外の車は基本的には受け付けてもらえません。

あくまで推測ではありますが、このような理由からディーラーでは自作キャンピングカーの車検は断られるのだと考えています。

 

民間業者

羽目板の取り付け途中

こちらはカー用品店や中古車屋さんなどで受けられる車検のことを指しています。

個人店との違いは店舗が複数あり、作業がマニュアル化されているため、どこで受けても同じ質のサービスを受けられる点から、ディーラー車検ほどではないにしても安心感があります。

ただこのマニュアル化されている点が自作キャンピングカーには厳しくて、内装の改造をしている車は一律お断りとしているケースもあるようです。

ディーラー車検と同じく万が一ルール違反をしている車の車検を通してしまうと全ての店舗の信頼に関わるからですね。

極力マニュアル外のことはしないようにしている店舗が多いと思います。

とはいえフランチャイズ展開している店舗であれば、オーナーの意向次第で受けてくれるところもあるようです。

最初断られても熱心に説明をしたら対応してくれたという体験談を話している方もいらっしゃいます。

とはいえ受け入れてもらえる可能性が低いことには変わりはありません。

 

個人店(おすすめ)

ウッド化した車内(斜めから)

筆者の指す個人店は、整備点検とユーザー車検の代行を行ってくれるようなお店のことを指しています。

ディーラーや民間業者は認定を受けているため、自前のピットで車検を行えるようにしているケースがほとんどだと思います。

それに対して個人店では点検整備は自分のところで行って、車検は陸運局に車を持っていって行うという形態を取っています。

もちろん全てがそうではないと思いますが、筆者が車検をお願いしているのはこういった個人店です。

特に昔からずっと個人で事業を行っている(続けられている)お店は経験と知識が豊富なため、安心できると筆者は考えています。

探すのはちょっと大変かもしれませんが、個人店であれば、自作キャンピングカーの車検も対応してくれるところが多いと思っています。

ご自身でユーザー車検を行う必要もないため、土日休みの方でも平日に休みを取る必要なく対応してもらえます。

これが筆者としては一番オススメの方法です。

 

ユーザー車検

端の処理

ユーザー車検とはご自身で整備点検を行い、陸運局に車を持ち込んで車検を行うことを指しています。

こちらは車の知識が全くない方にとってはハードルがすごく高いです。

というのも車検を通すまではできても、整備点検が疎かであると車の故障や寿命の低下につながる可能性があるからです。

車の知識が豊富な方以外は整備点検は専門の業者に行ってもらうことを推奨します。

ユーザー車検のやり方はネットで調べるとたくさん情報が出てきて、実際に車検を通すこともできるとは思いますが、その先のことまで触れている情報は少ないですよね。

勉強で言う一夜漬けみたいな感覚だなと筆者は思っていて、長い目で見たらしっかりと専門の業者に整備点検を行ってもらうほうが良いと考えています。

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まとめ

いかがだったでしょうか。

結論としては知識・経験の豊富な個人店にお願いするのが筆者は一番いいと思っています。

場合によってはこうすると車検が通らなくなるなどのアドバイスなどももらうこともできるかもしれません。

車の仕事に長く携わっている人は車好きの人が多いと思いますので、自作キャンピングカー製作に興味を持ってくれる方も多いと思います。

是非一度個人店での車検を試してみてください。

そしてユーザー車検は最終手段です。

法律上は問題ありませんが、整備点検を疎かにしないためにも、車検は専門の業者にお願いすることをおすすめします。

 

ここまでで本日は以上になります。

他にも自作キャンピングカー製作やDIYについて記事を配信しています。

もしよければ読んでみてください。

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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