ハイエースのエンジンオイル交換について以下のような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
はてな
- ハイエースもエンジンオイルの交換は自分でできるよね…?
- 他の車と違うところや注意するところはある?
- エンジンオイルの種類はどれになるの?
- オイルの種類は軽油専用になる?
ということで今回はハイエースのエンジンオイル交換について解説します!
実際に筆者はエンジンオイルを自分で交換していますので、体験を踏まえて解説していきます。
エンジンオイル交換をやったことがない方でも理解できるように丁寧に解説しますので、ぜひ最後まで読んでいってください!
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エンジンオイルの種類
一言でエンジンオイルと言ってもその中には多数の種類があり、車種や年式などによって適合するオイルが異なります。
※同じ車でも年式やエンジンの種類によって適合オイルが異なるので注意してください。
基本的には粘度が適合していればいいのですが、ハイエースのディーゼルモデルの場合、適合する粘度に加え「DL-1」と呼ばれる規格のエンジンオイルでなくてはいけません。
もし適合していないエンジンオイルを使用した場合、車が故障する可能性があるのでご注意ください。
ちなみに筆者のハイエースに適合するエンジンオイルは以下になります。
- DL-1 0W-30
どのエンジンオイルが適しているかわからない方は車の取扱説明書に記載されていますので、そちらをご覧ください。
もし無くしてしまったりした場合は、ネットで検索するとオイル適合表が公開されているのでそちらでも確認することが可能です。
※取扱説明書に記載されている情報が正となります。ネットの情報は間違っている場合もあるのでご注意ください。
エンジンオイル交換に必要な道具(上抜き)
エンジンオイルを用意したら早速交換作業!といきたいところですが、その前に道具を用意する必要があります。
また、エンジンオイルをどの程度用意したら良いかについても解説してきます。
ちなみに今回は上抜きを行ったので、上抜き用の道具になります。
上抜きは面倒なジャッキアップやボルトの取り外し、パッキンの交換などが不要になるため、初心者には上抜きの方がおすすめです。
下抜きについては、今後行うことがあれば記事にしようと思っています。
それではエンジンオイルの交換に必要な道具は以下になります。
- エンジンオイル
必要な量についても取扱説明書に記載されています。
ちなみに筆者のハイエースは7L弱必要です。
一般的な乗用車だと4L程度で十分な場合が多いと思います。リンク
※適合車種にご注意ください - 廃油処理グッズ
オイルを交換するので、廃油が必ず出ます。
処理するグッズを必ず用意して、廃棄は自治体の規則に沿って適切に行うようにしてください。
廃油処理ボックスや廃油処理剤などがあります。リンク - オイルジョッキ
新しいエンジンオイルを入れるための道具です。
なくてもできますが、周りに飛び散らないように入れるのが結構難しくなります。リンク - オイルチェンジャー
エンジンオイルを上から抜くための道具になります。
これがないと上抜きができません。リンク - パーツクリーナー
注意していても少なからずオイルが飛び散ります。
飛び散ったオイルを掃除するのにパーツクリーナーがあるととても便利です。リンク - タオルやティッシュ、ゴム手袋など
こちらは必須ではありませんが、あった方が作業がやりやすいと思います。
必要な道具は以上になります。
ここからはエンジンオイルの交換手順を解説してきます。
エンジンオイル交換の手順、注意点
手順と言ってもそんなに難しくはありません。
簡単に言うと、「抜く」→「入れる」→「掃除する」といった感じです。
それでは解説してきます。
エンジンオイルを抜く
まず最初にしないといけないことは車からエンジンオイルを抜くという作業になります。
用意した道具の中からオイルチェンジャーを使ってエンジンオイルを上から抜きましょう。
全ての車種がそうかはわからないのですが、基本的には画像のように黄色いフック状のものを抜いて、オイルチェンジャーを適切に使用することでオイルを抜くことができます。
ちなみにエンジンを数分かけてオイルを温めておいた方がオイルが柔らかくなって抜きやすくなります。
※あまり長くかけすぎると熱くなって危険なのでほどほどにしておきましょう。
エンジンオイルを入れる
オイルジョッキにエンジンオイルを適量注ぎ、車に入れていきます。
オイルを抜く場所と入れる場所は異なるのでご注意ください。
「ENGINE OIL」と記載のある蓋を外してそこから入れます。
※車種によってはマークのみ、もしくは何も記載がないかもしれませんので、その場合は取扱説明書を読んで確認してください。
画像ではなにも処理をしていなくて申し訳ないのですが、オイルを投入する際は投入口付近にタオルを敷くことをおすすめします。
吹きこぼれなどをした際に他のパーツにオイルがかかってしまうことを防ぐためになります。
オイルの量を確認
エンジンオイルは入れすぎも少なすぎもダメで、最適な量を入れる必要があります。
オイルの量はオイルを抜くときに外した黄色いフック状のものを使うと簡単に確認できます。
刺して抜くと画像のように鉄の部分にオイルが付着します。
適量ゾーンの記載があるので、その間に収まっていれば適量となります。
ただし、エンジンをかけてオイルを循環させると多少オイルの量が変わるので、一度エンジンをかけて循環させてから量を測るようにしてください。
※ちなみに蓋を開けたままエンジンをかけると吹き出してくることがあるので、必ず蓋を閉めた状態でエンジンをかけるようにしてください。
掃除、廃棄
もしエンジンオイルが飛び散ってしまった場合はパーツクリーナーを使用して掃除をしましょう。
また、抜いたオイルはなるべく早く自治体の規則に従って廃棄するようにしてください。
廃油を放置していて漏れてしまうと大変なことになります。
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まとめ
こんな感じでエンジンオイルの交換は以上になります。
上抜きでなら自分でもできそうな気はしませんか?
実際にやってみるとそこまで難しくはありません。
一番難しいのはエンジンオイルを入れる量ですかね。
上抜き用の器具があれば、オイルを入れすぎてしまった場合でも後から抜くことができるので、初心者には下抜きよりも上抜きをおすすめします。
最後にもう一度復習です。
「抜く」→「入れる」→「掃除する」
これだけでエンジンオイルの交換ができてしまいます。
もし興味のある方いましたら、ぜひやってみてください。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回の記事以外にもキャンピングカー製作の過程や知識、実体験などの記事をたくさん作成していく予定です。
もし良かったら他の記事も見てみてください。