3型ハイエースDXの荷室を車中泊仕様に改造して、最終的にはキャンピングカーを作ることを目標にコツコツ作業をしています!
今回は床張りを行った際の模様をお届けします。
工具の費用を除いて2万円強で床張りができました。
一言で床張りといっても注意する点が結構ありまして、詳しくは後ほど説明しますが、少し例を出すと…
注意ポイント
- 床で覆ってはいけない場所がある
- ハイエースの床はデコボコしている
- どのように見栄えをよくするか
などがあります。
中でも一番最初にあげた「床で覆ってはいけない場所」については気を付けて作業を行う必要があります。
これだけ聞くと難しそうに感じると思いますが、ちゃんとした工具さえあれば、DIY初心者の方でも完成させることはできると思うので、是非挑戦してみてください!
DIY初心者の方にもわかりやすく解説しますので、良かったら最後まで読んでみてください。
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必要な工具、材料
必ず必要な工具
絶対に用意した方がいい工具は以下になります。
- ジグソー
- インパクトドライバー
- 紙やすり
ジグソー
ジグソーとは電動のノコギリのようなものなのですが、直線だけでなく、曲線を上手に切ることのできる工具になります。
もちろん手ノコで切ることもできますが、相当体力と根性がないと難しく、それだけでDIYが嫌になってしまう人もいると思います。
電動で木材を切れる工具を用意するだけで世界が変わります。
なので、今回は必須の工具とさせていただいています。
ちなみに筆者が使用しているジグソーは以下のコードレスタイプになります。
インパクトドライバー
インパクトドライバーはビスを打ち込む際に必要となる工具です。
電動の工具なしでも進めることはできますが、ジグソーと同様でかなりきついです。
なので必須としています。
筆者が使用しているのは以下のインパクトドライバーになります。
これ正直めっちゃおすすめです!
こちらを購入したおかげで非常に快適に作業を行うことができるようになりました。
紙やすり
最後に紙やすりですが、ジグソーで切った後、バリが結構出るのでそれを整える目的で必要となります。
番手と呼ばれる荒さの指標があるのですが、筆者がバリ取りで使用する場合は大体120番前後の紙やすりを使用します。
ホームセンターで1枚100円もしない程度の値段で購入できます。
あった方がいい工具
こちらは今回の費用には含めていませんが、あった方がより快適に作業ができる工具になります。
- 電動ドリル
- オービタルサンダー
- グラインダー
- タッカー
簡単に説明すると、
電動ドリルは穴を開けるために使用します。穴を開けてそこをきっかけにジグソーで切っていくこともできるため、あると便利です。(インパクトドライバーで代用可能です)
オービタルサンダーは紙やすりの電動版と思っていただければ大丈夫です。手でやる部分が電動になるため、少し楽できるといった感じです。
グラインダーは、最後の微調整で少しだけ削りたいといった際に使用します。調整はジグソーで再度切ることでもできますので、なくても困らないかと思います。
最後にタッカーですが、クッションフロアを固定するのに使用しました。
それぞれの工具のおすすめは以下になります。
※タッカーは筆者が購入した製品が見つかりませんでしたので、紹介を避けます。
また、これらの工具にはそれぞれ必要なものがあります。
- 電動ドリルにはドリルビット
- オービタルサンダーにはサンドペーパー
- グラインダーにはグラインドディスク
- タッカーには芯
これ以上説明すると工具の話だけで終わってしまうので、詳しくは別の記事で説明することにして、細かいパーツについての説明は省かせてもらいますね。
必要な材料
何となく想像はついていると思いますが、床張りに必要となる材料は以下になります。
- 合板(1800x900を4枚)
- クッションフロア(90x500を2枚)
- クッションフロア用の接着剤(1kgを2個)
- ビス(20mm程度の長さのビスを100本くらい)
参考までに筆者が購入した材料を紹介します。
合板はホームセンターで1枚1,500円程度で購入しました。
ビスも同じくホームセンターで500円程度で購入しました。
クッションフロアと接着剤は以下になります。
※こちらの木目ブラウンを購入しました。
接着剤は正直結構臭うので、しっかりと乾燥させてから車に入れることをお勧めします。
ハイエースの車内がすごい臭いになりました…
以上が必要な工具と材料になります。
工具の値段は置いておいて、材料費だけでいうと…
21,974円になります!
クッションフロアをどうするかによって材料費が一番変動すると思います。
なので、節約したい場合はクッションフロアを安いものにしたりするともう少し費用を抑えられるかもしれません。
(といっても筆者が選んだのも結構安いクッションフロアです…)
たかが床張りでも結構しますね…
お金は多少かかりますが、DIYは本当に楽しいのでOKです!
ここからは注意点や作業のやり方について説明していきますね。
注意点
床に敷いてはいけない箇所
ハイエースの床には点検口やスペアタイヤの取り出し口など、床で覆ってしまうと有事の際に問題となる箇所があります。
そこを覆わないように作業を行う必要があります。
場所の詳細は作業風景の際に説明しますね。
床のデコボコ
ハイエースの床は強度をあげるためにデコボコしています。
これを気にせず作業してしまうと、床を敷いてフラットになっても床がガタガタしてしまいます。
対応として根太入れという作業が必要になります。
こちらは後編で詳しく解説しますね。
切りすぎ
DIYの作業全般に言えることですが、慎重に作業を行う必要があります。
適当にやって切りすぎてしまうとその材が無駄になってしまうこともあります。
なので、少し大きいかなくらいで最初は切って、その後何度も当てはめながらサイズを調整していく方が必ず上手くいきます(特に初心者の方)
なので切りすぎには注意ですね!
クッションフロアの厚み
クッションフロア貼り方によっては気にする必要のないことになりますが、木材を一切見せずにクッションフロアだけを見えるようにしたいとなった場合、合板の側面にもクッションフロアを貼ることになると思います。
当然ハイエースの床は合板1枚で全て埋まらないので、何枚か敷き詰めることになるのですが、最初木材を切る際にギリギリで切ってしまうとクッションフロアを張った際に必ず敷けなくなります。
クッションフロアの厚み分余裕を持たせて木材を切っておかないとクッションフロアを貼った後に再度切ることになり、最悪な状況になってしまいます。
なので厚みをしっかりと把握した上で作業を行うようにしてください。
ちなみに筆者が使用したクッションフロアの厚みは1.8mmです。
クッションフロアの選択
床張りは内装の印象に大きく関わるので、しっかりと検討すべきだと思います。
適当に選んでしまうと後で床の貼り直しになってしまったり…
注意点とはまた違うかもしれませんが、色や材質は慎重に選ぶことをおすすめします。
作業風景
説明がだいぶ長くなってしまいましたが、ここから画像を用いながら作業の説明をしていきます。
まず最初は型取りですね。
筆者の購入した中古のハイエースには最初から床張りがしてあったので、それを用いて型取りを行いました。
(はい、そうです。ズルです。)
何もない状態から型取りする場合は、床に敷いてあるフロアマットを用いて型取りをするのが一般的です。
型が取れたら慎重に切っていきます。
丸のこを使っていますが、ジグソーでも全然大丈夫です。
木材の切れ端とかでもいいので、ガイドを設置するときれいにまっすぐ切ることができます。
ガイドがあるのとないのでだいぶ違うので、良かったら試してみてください!
切ることができたら実際にはめこんで確認です。
おそらく一度でぴったり合うことはないと思うので、どのくらいずれているかを確認して少しずつ切っていきます。
(たくさん切りすぎないように注意!切りすぎたら終わり…ではないですが寂しい気持ちになります。)
何度も調整を行なって、ようやく完全にぴったりはまるサイズになりました!
でもこれぴったりすぎて後から後悔しました…
注意点でも記載したのですが、クッションフロアを貼るとクッションフロアの厚み分サイズが大きくなるので、見事に入らなくなってしまいました。
その時の話は後編で詳しく説明します!
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まとめ
長くなってしまいそうなので、今回は一旦ここまでにしておきます。
前編はほとんど説明になってしまいました。
今回の記事をまとめると…
ポイント
- ジグソー、インパクトドライバー、紙やすりは必ず用意する
- 材料費は20,000円強となる
- 作業の注意点が多数ある
- 作業は慎重に、何度も細かく調整する
といった感じになるかと思います。
後編で本格的に作業を進めていきますので、良かったら続きも読んでみてください。
後編の内容は以下を想定しています。
- 床を貼ってはいけない場所
- 根太張り
- クッションフロア貼り付け
- まとめ
失敗談なども絡めて詳しく説明していくので、ぜひ続きも読んでくださいね。
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今回の記事以外にもキャンピングカー製作の過程や知識、実体験などの記事をたくさん作成していく予定です。
もし良かったら他の記事も見てみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!