キャンピングカーのベース車としてハイエースを検討している方の中には以下のように思う方もいるのではないでしょうか。
はてな
- ハイエースがおすすめって聞いたけど、調べたら大きさがたくさんあってどれを選んだらいいかわからない
- 結局自分に最適なハイエースってどれなの?
そんなあなたに今回はハイエースの種類(グレードやオプション内容など)を簡単に紹介します。
筆者自身もハイエースをベース車に選んで、現在絶賛DIY中なので、どのように選んだのかについても詳しく解説します!
選び方については様々な考え方があると思いますので、あくまで参考にといった形になりますが、良かったら最後まで読んでみてください!
今回の記事の流れは以下になります。
ハイエースの大まかな種類
ハイエースには大きく分けて
- VAN(バン)
- WAGON(ワゴン)
- COMMUTER(コミューター)
の3種類があります。
それぞれについて簡単に説明しますね。
VAN(バン)
世の中で一番走っているハイエースだと思います。
多くの荷物を載せることを目的としており、荷室がとても広いです。
DIYでキャンピングカー製作を行う場合、筆者はこのVAN(バン)が一番最適と考えています。
理由としては、本当に何もないシンプルな状態だからですね。
VAN(バン)にも種類があるのでそちらは後述しますが、一番低いグレードの場合は鉄板剥き出し、内装にもこれといった装備はほとんどないといった状態でゴリゴリの商用車といった感じです。
何もない状態なので、自分で考えていろいろ取り付けていける(DIYできる)ので、最適と考えています。
WAGON(ワゴン)
ヴォクシーやアルファードのようにたくさんの人を乗せて走ることを目的としているハイエースとなります。
最大10人乗りでギリギリ普通免許でも運転が可能となります。
キャンピングカーのベースとして使用できなくもないと思いますが、DIYでやるには敷居が高く、かつ、ワゴンを選ぶくらいならバンを選ぶべきなので、今回は説明を省略させていただきます。
COMMUTER(コミューター)
COMMUTER(コミューター)は最大14人乗りのマイクロバスとして使用するものとなります。
※普通免許では運転できません。
こちらをキャンピングカーのベースとして使用している場合もありますが、DIYでやるにはかなり敷居が高いため、今回は説明を省略させていただきます。
ハイエースをベース車に選ぶならVAN(バン)から選ぼう!
ここまででハイエースの3つの大まかな種類を解説しました。
説明を読んでわかった方も多いと思いますが、ハイエースを自作キャンピングカーのベース車として選ぶのであれば、VAN(バン)を選択しましょう。
一番出回っているハイエースになるため、中古で探す場合でも選択肢が豊富になります。
もし興味のある方は一度グーネットやカーセンサーで検索してみてください。
本当にたくさん出てきます(笑)
これからの説明ではハイエースのVAN(バン)を前提に、種類の説明をしていきます。
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ハイエースの細かい種類
種類によって違う部分はどこ?
先ほどから説明している通りハイエースVAN(バン)にも多くの種類があります。
中でも大きな部分は以下になります。
- グレード
- ルーフ
- 幅
- 長さ
- エンジン
- ドア数
- 乗車人数
細かい違いはまだまだたくさんありますが、主な点はこのくらいになります。
1つ1つ簡単に説明しますね。
グレード
VAN(バン)のグレードには以下の3つがあります。
- DX
- DX“GLパッケージ”
- スーパーGL
グレードの順は上からスーパーGL > DX“GLパッケージ” > DXとなります。
上位のグレードになるにつれて装備も良いものになっていきます。
スーパーGLだと乗車人数が少し変わったり、鉄板が剥き出しじゃなくなったりですね。
大きく変わることはないですが、サイドバーを取り付けたいと考えている方はスーパーGLでないと取り付けることができなかったりします。
筆者の場合はDXに無理やり取り付けました(笑)
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ルーフ・幅・長さ
外観が大きく変わる部分となります。
ルーフは以下の3種類から選べます。
- 標準ルーフ
- ハイルーフ
※スーパーGL除く - ミドルルーフ
※スーパーGLのみ
幅は以下の2種類です。
- 標準ボディ
- ワイドボディ
長さも2種類です。
- ロング
- スーパーロング
ロングかつ、ルーフと幅が標準の場合のみ4ナンバー(小型貨物自動車)登録が可能となります。
どれか一つでも大きくなると1ナンバー(普通貨物自動車)登録になります。
サイズによって運転のしやすさや税金も変わってきますので、その辺りを考慮して決めると良いと思います。
維持費については別の記事で紹介しますね!
エンジン・ドア数・乗車人数
エンジンは以下の2種類があります。
- ガソリン
- ディーゼル
排気量の大きさに違いもあります。
ドア数については、スライドドアの数を選ぶことができます。
- 両側スライド
- 片側スライド
片側スライドでも問題はないと思いますが、DIYのしやすさなどを考えると両側にスライドドアが付いていた方がアクセスしやすく柔軟に作業が行えると思います。
乗車人数については、2〜9人から選ぶことが可能です。
グレードによっても選べる乗車人数が変わってきます。
こちらについては表にしてわかりやすく説明している記事がありましたので、そちらをご紹介します。
【車好きがこだわる】トヨタ ハイエースバンとワゴンの違いって? ボディサイズ、ナンバー区分、種類から解説!
今まで説明した違いをわかりやすく表にまとめてくださっているので、参考になると思います。
筆者がハイエースを選んだ際のポイント
VAN(バン)を選ぶことは決まっていた
最初に大まかな違いとして説明しましたが、自作キャンピングカーを作る場合はVAN(バン)が最適なので、こちらを選ぶことは確定していました。
ワゴンやコミューターに比べて価格が安いのも魅力の一つとなります。
細かな違いの選択と決め手
ここからは2章で説明した細かな違いをどのように選択したかについて説明します。
グレード
特に気にしていませんでした。
というのも、車体サイズや乗車人数、おおよその予算を決めるとグレードは勝手に決まります。
下位グレードの方が価格も安いので、価格重視で考えて選んでいたら選択肢に上位のグレードはなく、DXグレードのみになっていたという形になります。
ルーフ・幅・長さ
普段利用も考えていたため、あまりにサイズが大きいと車に乗ることが億劫になってしまう懸念があったので、一番小さいサイズを選択しました。
普段利用というのは、通勤や普段の買い物にも利用するにいうことです。
キャンピングカー専用として用意できるのであれば、もっと大きなサイズを選んでいたと思います。
エンジン
キャンピングカーは車両が重たくパワーを必要とするため、ディーゼルを選択しました。
ただ、現在作っていて感じるのですが、自作で作る場合はそこまで重くならなさそうです。
なのでガソリン車でも問題はないかもしれません。
ドア数
ドア数については両側からアクセスしたかったので、両側スライドを選びました。
乗車人数
乗車人数は3人でも問題はなかったのですが、たまに家族や友人を乗せる機会があるため、6人乗りを選びました。
9人乗りだと荷室が狭くなるため、乗車人数と荷室の広さのバランスを取って選びました。
以上が今回説明した箇所についてどのように選んだかになります。
選び方は人それぞれだと思いますので、あくまで参考として考えていただけると幸いです。
まとめ
今回は…
ポイント
- ハイエースの大まかな違い
- ハイエースの細かな違い
- 筆者がどのようにベース車を選んだのか
について解説しました。
種類の違いについてまとめると…
- 大きく分けて、バン(VAN)・WAGON(ワゴン)・COMMUTER(コミューター)
- グレードは、DX・DX“GLパッケージ”・スーパーGL
- ルーフは、標準ルーフ・ハイルーフ・ミドルルーフ
- 幅は、標準ボディ・ワイドボディ
- 長さは、ロング・スーパーロング
- エンジンは、ガソリン・ディーゼル
- ドア数は、両側スライド・片側スライド
- 乗車人数
主に上記のような違いと種類があるといった形になります!
グレードなどによりできない組み合わせももちろんありますが、ぜひ自分の理想の組み合わせを探してみてください。
理想が決まれば、ベース車選びもスムーズに進んでいくと思います。
今回の記事以外にもキャンピングカー製作の過程や知識、実体験などの記事をたくさん作成していく予定です。
もし良かったら他の記事も見てみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!