DIY好きの皆様、端材はどうしていますか?
どんどん溜まってきてしまって、困っている方も多いのではないでしょうか。
あるいは泣く泣く捨ててしまっていたという方もいるかもしれません。
そんなあなたに向けて、今回は端材や廃材を利用したDIYをご紹介します!
既にネット上に転がっているものの紹介ではなく、実際に筆者が端材を活用して作成した棚を紹介しますので、机上の空論というわけではなく誰でも工夫をすればできるということがわかると思います。
作ろうと思ったワケやどのように端材を工夫して棚を作成したかについても詳しく解説しますので、皆さんが作成する際の参考にしてもらえると嬉しいです。
それでは解説していきます!
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作ろうと思ったワケ
作ろうと思った理由は単純です。
まず初めに、「端材が増えてきたなー」と感じます。
次に「ここの置き場有効活用できていないな」という場所を発見します。
最後に「デッドスペースあるやん」と気づきます。
上記の悩みを解決するためには端材DIYしかなかったという感じですね^^;
ということでもう少し解説します。
端材が増えてきた
画像を見てもらったら一目瞭然だと思いますが、端材がとても増えてきました。
画像に写っているものはほぼ全てが端材です。
良いものというのか、なるべく継ぎ目や金具の少ないものを作ろうとすると新しい材を購入する必要があり、端材がどんどん増えていきます。
本当に使えないものは小さくカットして捨てていますが、それでもどんどん増えてきて困っているんですよね…
強度の必要なものは新しい材で作成したほうが良いと思いますが、そうでないものは端材などを組み合わせて作成するのも楽しみ方の1つになるので、端材DIYに挑戦しました。
今回は思ったより良い感じに作成することができたので、今後も新しい材だけではなく端材を活用する選択肢もあるということを頭に入れておきたいと思います。
デッドスペースに気づく
家の中には縦に長くて細いものを収納するのに最適な場所があります。
筆者が所有している長物としてはサーフボードや釣り竿ですね。
今回棚を設置した場所にはサーフボードを置いているのですが、長いといっても上部に隙間というかデッドスペースができてしまっています。
こういった空間が筆者はとても気になるんですよね…
「この分もっといろいろなものを置くことができるよな」と思ってしまい、一度気になったら改善するまで気になり続けてしまいます。
ギリギリですっぽりと収納できるようにするにはDIYしかありません。
ちょうど端材もたくさんあったので少し考えたところ、まぁできるだろうということがわかり、作成を決めました。
使用した端材と工夫
使用した端材としては、天板としてアカシア集成材、脚は45x45の角材を利用しました。
脚については長さがちょうどよかったのでカンナがけの処理だけを行いました。
アカシア集成材については天板の大きさが足りなかったため、結合させる工夫をしています。
この章ではこちらの工夫について解説します。
長さや幅が足らないものは結合
冒頭で説明したようにアカシア集成材については長さ、幅ともに足らなかったため、複数の端材を結合して大きさを確保しました。
結合にはダボを用いた方法を採用しました。
木材同士が重なる部分に穴を開け、ダボと呼ばれる埋木を使って結合する方法です。
完璧に施工を行えれば、ダボとボンドだけで十分な強度を得られるくらいになります。
筆者はそこまで完璧にはできないので、金具も使って強度を確保しています。
強度は金具で確保
先ほどもちらっと説明しましたが、ダボだけでは強度が足りなさそうだったので、金具を用いて強度を高めました。
目立たない下部には少し強そうな金具を採用し、上部にはあまり目立たなさそうな金具を採用しています。
ちなみにこの金具も過去に作成したものから取り外した流用品で、新品ではありません。
金具も結構溜まってきているんですよね…
こういった強度を高める系の金具は使える場所も多いので、積極的に使用していこうと思っています!
細かすぎる端材は使用しない
これは端材を利用する上での注意点です。
無理に細かすぎる端材は使用する必要はありません。
もちろん全ての材を利用できることが望ましいですが、利用が難しい形状であったり、細かすぎて活用するには手間と大量の金具がいるといった状況であれば、廃棄を検討しても良いと思います。
端材DIYは余った材から利用できそうな部分を活用し、新たなものを生み出すDIYです。
無理やり全て利用する必要はないので、気持ちよく使える端材を活用するくらいがおすすめです。
作り方
端材の結合が完了すれば、作るのはとても簡単です。
はっきり言って組み立てるだけです。
基本的には組み立てるだけ
天板に脚を取り付ければ完成です。
工夫した点としては端材は購入から時間が経過しているものも多いと思うので、歪みがないかのチェックをしたほうが良いです。
もし、歪みがあった場合、上手く調整して活用しましょう。
例えば同じ材からカットした端材ですと歪む方向が同じになる場合が多いです。
なので、歪みの方向を調整してやることで、グラつきを抑えることができたりします。
組み立てるときになるべくグラグラしないように意識して取り付ける方向を調整したりするだけでもかなり効果があるので試してもらえると嬉しいです。
良い感じに突っ張りを入れた
今回は脚を4本ではなく、2本にしました。
下部の収納スペースを少しでも確保したかったのと、ちょうどよく突っ張りができる部分があったので、2本で足りると考えたからになります。
結果的にサーフボードを2本載せても問題ない強度となりましたので、正解だったと思います。
ただしもっと重たい、例えば飲料水などを置くと問題が発生する可能性もあると思います。
何を収納するかによって強度を調整することが大切です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は端材DIYということで、不要になった材から棚を作ってみました。
見てもらったらわかると思うのですが、正直あまり端材を多く使うことができませんでした。
もちろん新しい材は購入していないので、減らすことには成功していますが、まだまだたくさん端材が余っています。
端材だけでDIYをしたのは初めてなので、これを機に他にもいろいろ作成していきたいと思います。
今ある材だけで上手に考えて作るというのも結構楽しいので、もしまだやったことがない人は挑戦してみてください!
意外と新品の材じゃなくても満足のいくものが作れますよ(^^♪
ということで以上になります。
今回の記事以外にもDIYに関することやキャンピングカー製作などについて多数記事を配信しています。
良かったら他の記事も読んでみてください。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!