【必見】室外機カバーは必要？メリットとデメリットを解説！

最近電気代が高騰しており、少しでも節電をと考えている人も多いのではないでしょうか。

数ある家電製品の中でかなり多くの電力を消費するもの、それはエアコンですね。

使わないわけにはいかないですが、少しでも消費電力を抑えたいと考えている人がほとんどだと思います。

そんな方の中には室外機カバーを検討されている方もいるのではないでしょうか。

特に夏場の冷房を使用する際ですが、室外機が直射日光にさらされて熱を持つことで、効率的な排熱ができなくなり、消費電力が大きくなる可能性があります。

その直射日光を室外機カバーで防ぎ、節電効果を持たせるという意図で採用されるケースが多いです。

ただ、勝手にカバーを付けても問題ないのか、どういったカバーを付けるのが効果的かなど疑問に思っている方も多いと思います。

今回はこの室外機カバーの是非、こちらを解説していこうと思います。

メリット

節電効果がある

冒頭でも解説した通り、室外機の排熱効率を向上させるためには直射日光を遮ることが最も効果的です。

室外機カバーを使用して適切に直射日光を遮ることで、節電効果が生まれる可能性があります。

ただし、「適切に」という部分がポイントになります。

こちらについてはデメリットの章で詳しく解説します。

雪除けにもなる

雪が積もることよって室外機の吸排気が妨げられるということがあります。

室外機カバーを使用することでこの可能性を軽減させることができます。

とはいえ室外機が完全に覆われてしまうくらいの積雪があった場合は効果がありませんので、豪雪地帯では過信しすぎない方が良いと思います。

（別の対策をされているとは思いますが…）

年に数日しか雪が降らない地域のこそ着目すべきメリットだと思います。

おしゃれになる

正直室外機って無骨でおしゃれとは程遠い見た目をしていますよね。

室外機カバーを利用して室外機を見えづらくすることによって家の外観と合わせたり、おしゃれに見せることが可能になります。

おしゃれに疎い筆者ですら室外機の見た目は気になるので、1つのメリットと言えますね。

モノ置きに活用

室外機自体の上に物を置くことは基本的にNGとなりますが、箱型の室外機カバーを設置し、その上であれば物を置くこともできると思います。

どんなものを置けるかは室外機カバーの耐荷重次第ですが、空間の有効活用が可能となります。

植木鉢を置いたり、園芸用品を置いたりと意外とかさばるものを置くことができたりするので結構便利です。

デメリット

節電のつもりが逆効果

特に箱型のカバーを設置すると発生する問題ですが、室外機周りの空気の流れを阻害してしまうことにより、発生した熱を外に放出することができず、逆に電力をたくさん消費してしまう場合があります。

室外機を完全に覆ってしまうタイプのカバーだと発生しやすいです。

おしゃれだからと言ってすっぽり覆ってしまうと室外機の機能を阻害してしまい、逆効果になる場合があるのでご注意ください。

箱型カバーを選択する場合はなるべく空気の流れを阻害しないものを設置することをおすすめします。

DIYで作成するのも一つの手だと思います。

また、カバーではなくても直射日光を遮れさえすれば良いので、サンシェードなどで日光を遮る形であれば空気の流れを悪くすることもありません。

手間がかかる場合も

後述しますが、室外機カバー自体はメーカーが推奨しているわけではありません。

設置すること自体に問題はありませんが、エアコンを使用する際は外すことを推奨しています。

これに従うとすれば、一度設置した室外機カバーを使用する際は外し、未使用時はまたカバーを設置するという手間のかかる運用を行う必要があります。

良かれと思って設置したものにより余計な手間が発生するということになりかねませんので、ご注意ください。

メーカーとしては非推奨

室外機カバーの設置はメーカーとしては非推奨としています。

というのも室外機の周りは開けておかなければならないスペースというのが決められており、室外機カバーでは基本的にこの必要スペースを満たすことができません。

そのため先ほどお話ししたように使用時はカバーを外すことが推奨されているということになります。

もし設置したまま使用する場合は自己責任となります。

結論

どっちが良いということはなかなか言うことはできないお話だと思います。

メリットとデメリットを理解した上でご自身に合った方法を取ることが大切になります。

室外機カバーを設置する一番のメリットとしては直射日光を防ぐことができるということになります。

直射日光を防ぐだけであれば、設置場所を工夫したりサンシェードを使用したりすることで実現することができます。

室外機カバーという1点のみで考えるのではなく、目的を達成するためにはということを考えて検討することがおすすめです。

上記のことを頭に入れてじっくり検討した結果、筆者は室外機カバーを実装しました。

DIYで作成しましたので、良ければ参考にしてみてください。

まとめ

いかがだったでしょうか。

結論が結論ではなくて申し訳ありません。

ただ、今回の内容に関しては人それぞれというのか、選択肢はたくさんあると思います。

そしてどれを選んでもメリットとデメリットが存在します。

なので簡単に決めることができないんですよね。

煮え切らない回答となってしまって申し訳ないですが、選択の参考になれば嬉しいです。

ということで本日は以上になります。

ほかにもDIYやキャンピングカー製作について記事を配信しています。

良ければ他も見ていってください。

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。