皆さん、家庭菜園されていますか?
筆者は野菜を育てるのが大好きで、夏はキュウリやトマト、ナスなどを作り、冬は大根やニンジンなどの根菜、通年で小松菜やホウレン草といった様々な作物を育てて楽しんでいます。
そんな様々な作物を作っているとぶち当たる壁、
病害虫
一度は悩まされたことがあるのではないでしょうか。
地域によっては動物の被害もありますよね。
例えばカラスにせっかく実った果実を食べられてしまったり、猫にプランターを荒らされたりということもあると思います。
今回はそんな害虫や動物除けになる家庭菜園用のミニハウスの作り方を解説します!
思ったよりも良い感じにできてがっつり使用していますが、めちゃくちゃ便利です。
特に筆者は猫が度々プランターを荒らすので、その対策としてめちゃくちゃ効果を実感しています。
ただ、一つ注意点があります。
病気にはあまり効果はありません。
今回のミニハウスは害虫と害獣対策だと思っていただければと思います。
それでは作ったミニハウスと作り方を解説していきます。
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害虫・害獣対策ミニハウス
作り方を解説する前にミニハウスを簡単に紹介します。
大きく分けて見た目と機能という感じで分類して解説しますね。
見た目
ざっと画像の通りです。
左から扉を閉じた状態、上からのぞいた状態、扉を開いた状態ですね。
現状では上部までは覆っていません。
もちろん後々覆うことを検討しています。
ただし、ミニトマトだとかなりの高さまで育ってくるので、ある程度どこまで育つかを見極めて上部を作成しようと思っています。
上部が開いていると害虫対策としては少し効果が下がると思います。
それでも間違いなくないよりはましだと思います。
害虫対策についてはここまで覆っておけば大半の害虫にはやられることはないと思います。
代表的な猫や鳥類であればよほどのことがない限り破られることはないと思います。
機能
機能というか構造のお話がメインになってしまうかもしれません。
木の枠で作った骨組みを寒冷紗で覆うことで、害虫・害獣対策としています。
もちろん隙間があると入ってきてしまうので、隙間の無いように作成しています。
寒冷紗で覆っただけでは収穫や水やりが面倒になってしまうので、扉を取り付けて開閉できるようにしました。
扉を取り付けると隙間ができやすくなるので、注意が必要です。
筆者はL字のアングルを取り付けることでなるべく隙間をなくすようにしました。
扉のロックについては現状は針金で簡単に止めています。
いろいろと方法を検討中ではあるのですが、マジックテープあたりなら開閉も手間なくできそうかなと考えています。
作り方
ということでここからはミニハウスの作り方を解説していきます。
作り方だけではなく設計図も公開しますので良ければ見ていってください!
材料
材料は種類が少ないので、用意するのは簡単だと思います。
具体的には下記の材料を使用しました。
- 18mm角で長さ1800mmの角材(9本)
- 600mm x 400mm x 12mmの土台の合板(1枚)
- 脚
画像には載っていないですが、使用した合板が古くて少し歪んでいたため、脚となる木材も用意しています。
脚はあっても無くても問題ないと思います。
掃除をしやすくするだとか、筆者のようにバランスが悪くてガタガタしてしまうといった場合には足を付けてあげることで解消できると思います。
設計
Google図形描画でざっくり作成しただけですが、こんな感じになります。
自分で考えるのが面倒という人は丸パクリしてもらっても大丈夫です。
これを見るだけでどんなサイズの木材がどの程度必要かわかると思います。
最低でもこのくらい設計をしておくと材料の過不足がなくなったり、作業の出戻りがなくなったりして作業効率が向上します。
筆者は最近このくらいの設計をするようになったのですが、設計する前と比べてかなり効率的になったと感じています。
設計はできればした方が良いと思います!
カット
長さ1800mmの角材を設計図のサイズに合わせてカットしていきます。
カット後の長さを綺麗に合わせるコツとしては同じ長さの木材はなるべく同時にカットをすると綺麗に揃います。
10mmくらい長めにカットをしておいて、最後に並べてカットを行うのもおすすめです。
ひとまずざっくりカットして最後に長さを揃えつつ、正確なサイズで切る感じですね。
この方法であれば長さが不揃いになることもないので、ビスを打った後に歪むということを極力対策することができます。
組み立て
組み立てにはコーナークランプを使用することをおすすめします。
クランプありとなしでは仕上がりに雲泥の差が出てきます。
下穴を開けるとしても手だけでの固定とクランプでの固定では全く異なりますし、やはり手だけで支えているとズレが発生しますよね。
クランプを正しく使用すればそういったズレを極力排除することが可能なので、できれば使用したほうが良いです。
複数(4つ以上)持っておくことを推奨します。
あとは面倒くさがらずにしっかりと下穴を開けてからビスを打ち込むことが大切です。
寒冷紗の取り付け
今回のメインの寒冷紗はネットバンドとビス、タッカーを使用して取り付けました。
なぜ複数の取り付け手段を用いたかというとネットバンドが足りなかったからですね。
本当は全てネットバンドで取り付けるのが正解だと思うのですが、途中で足りなくなってしまい、試しにタッカーやビスを使用して取り付けたところ問題なく取り付けられたので、そのまま作業を行ったという感じです。
全てネットバンドで対応ができればその方が良いと思います。
ただ、逆にネットバンドがなくても丸頭のビスであれば意外と止めることができたので、それでも問題ないと思います。
取っ手
取ってはL字の金具を使用しました。
簡単に開けることができるのであればなんでも問題ないと思います。
そして肝心の留め具は何の変哲もない針金を使用しています。
これは暫定の措置です。
ゆくゆくはマジックテープなどもう少し良い感じのものを使用する想定ですが、思いのほかトマトの成長が早かったので、急いで作った結果こうなりました。
次に余裕が出たタイミングで早急に変更しようと思います。
以上が作り方になります。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は周囲を寒冷紗で覆ったミニハウスの作り方を解説しました。
これがあれば、害虫・害獣に怯えることなく家庭菜園を楽しむことができます。
また、夏の強い紫外線に弱めな植物にも有効活用ができると思います。
筆者が育てているトマトも夏野菜とはいえ真夏の暑さは暑すぎるくらいなので、寒冷紗で少し遮光をしてあげるだけでもだいぶ変わると思います。
冬場は二段、三段にして小松菜やホウレン草などを作ることも可能で、応用もいろいろ利くと思いますので、良かったら検討してみてください!
ということで今回は以上になります。
他にもDIYに関することやキャンピングカー製作の記事を多数配信しています。
良かったら他も見ていってください!
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。