皆さんは真夏の車中泊を経験したことはありますか?
真夏の車中泊での一番の敵、それは…
暑さ
ではないでしょうか。
夏の車中泊は本当に暑くて、下手をすると熱中症になってしまう危険性もありますよね。
特に暑さには慣れているから大丈夫だと思っている方はご注意ください。
万が一、寝ている間に熱中症になってしまうと助けを呼ぶ前に、助けを呼ぶことができなくなってしまっている可能性もあります。
快適でしっかりとした睡眠をとるためにも対策は絶対に行ったほうがいいと思います。
そこで、今回は筆者が考える夏の車中泊で快適に眠るための暑さ対策グッズをご紹介します!
手軽なものから少し大変だけど効果は抜群のものまで複数ご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでもらえると嬉しいです!
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快適に眠るために
車中泊で快適に眠るために最も大切なこと、それは…
車内の温度を下げる
です!
当然といえば当然なのですが、いかに車内の温度を下げるか、0.1度でも涼しくするかが大切になってきます。
そのためにまずどんなことを意識すべきかを解説し、その後、車内温度を下げるという目的を達成するためのグッズを紹介します。
この章では意識すべきことを解説します!
風通しを良くする
車内の温度を下げるためには車内の風通しを良くする必要があります。
家で生活している際にも感じることがあるかもしれませんが、熱が籠る部屋、籠りにくい部屋はありませんか。
クーラーを付けると話が変わってきてしまうので、一旦クーラーはないものとして考えてください。
窓を開ければ涼しくなる部屋とそうでない部屋の違いは何か気になりませんか?
これが風通しが良いか悪いかになります。
車も同じで風通しを良くしておくことで、室温を下げることが可能です。
窓を全く開けずに過ごすのは熱が籠って危険なので注意しましょう。
熱が入ってこないようにする
続いて大切なのはそもそも熱が入らないようにするということです。
最近建てられた新しい家と少し前に建てられた家の違いを考えたことはありますか?
見た目の部分だけで言うと最近の家は窓が少なく小さいことが多いです。
理由としては窓が大きいと熱が入りやすく逃げやすい状況になってしまうからです。
簡単に言うと夏は暑くて冬は寒くなります。
それを防ぐために窓を小さくして、その分断熱材をたくさん敷き詰めています。
これを車に応用するためにはどうしたらいいか、これを考える必要があります。
もちろん窓を小さくすることはできません。
ただし、窓から熱が入りにくくすることは可能です。
どうすべきか答えはグッズと一緒に紹介しますので、一度考えてみてください。
防犯対策も忘れずに
車内の温度を下げるという観点とは異なってしまいますが、防犯対策も忘れてはいけません。
もしかして悪い人が入ってくるんじゃないかと思うと安心して眠ることはできませんよね。
何も考えずに窓を全開にしていると防犯的にはよくありません。
快適に眠るためには心理的な安心感も大切なので、防犯対策もしっかりと気にかけるようにしましょう。
車内の温度を下げるグッズ
快適に眠るための意識を理解したところで、ここからはグッズを紹介していきます。
大きく2つのパートに分けました。
- 車内の温度を下げるためのグッズ
- 快適に眠るためのグッズ
用途が全く異なりますので、それぞれのグッズを組み合わせて活用することで、快眠度がアップすると思います!
この章では車内の温度を下げるためのグッズをご紹介します。
扇風機
扇風機は実装も手軽にできるのでとてもおすすめです。
1台だけではなく複数台用意して、換気扇のように使用することで、車内の風通しを良くすることも可能です。
車は熱が籠りやすいので、外から涼しい空気を入れて、熱い空気を外に排出する流れを作ってあげるイメージです。
もちろん直接身体に風を当てる使用方法もおすすめです。
様々なタイプの扇風機が販売されていますので、ご自身のニーズに合った商品を選択しましょう。
USB式とシガーソケット式がありますが、USB式のほうが設置場所を選ばず、モバイルバッテリーからの給電も可能なので、おすすめです。
サンシェード/カーテン
外からの日差しによって車内が熱くなることを防ぐために使用します。
フロントガラスにサンシェードを設置している方は多いと思いますが、ほかの窓からも熱は入ってきます。
全ての窓に設置することで、車内の温度上昇を抑えることができます。(走行中は危険なので取り外してください)
夜間であれば寝ている間は不要なのではないかと思われるかもしれませんが、朝方の日差しから車内を守るために設置をしておいたほうがいいです。
また、目隠しにもなるので、車外からの目線なども気にならなくなります。
車種別に専用品なども出品されていますので、ご自身が所有している車種用を探してみてください。
ポータブルクーラー
簡易的なクーラーのようなものになりますが、少し注意が必要です。
冷風機と呼ばれるものと一般的に皆さんが思い浮かべるクーラーは別物になります。
冷風機は冷たい風が出てくるだけで車内を劇的に冷やすほどの効果はありません。
車内の温度を下げるためのクーラー(所謂エアコン)になると、比較的大きくてポータブルバッテリーレベルの電源が必要となってきますので導入ハードルが高いです。
本格的に行っている方はエアコンを検討しても良いと思いますが、まずは価格も安価な冷風機をおすすめします。
涼しい風が出てくるので、扇風機よりも快適に過ごすことができます。
快適に眠るためのグッズ
ここからは快適な睡眠を取るためのグッズをご紹介します。
涼しくするというよりは、涼しく感じるためのグッズになります。
敷きパッドがサラサラでベトベトしないだけでも眠りやすさが格段に違うので、ぜひ検討してみてください。
冷感スプレー(ハッカ油)
衣服などにスプレーするととてつもなく涼しく感じるスプレーになります。
夏場のホームセンターでは冷感グッズの専用コーナーでも見かけることがあります。
このスプレーを吹き付けて、扇風機を回せばとても涼しく感じるので、無理なく眠ることができます。
また、ハッカ油が配合されていると虫よけとしての効果も期待できるので一石二鳥です。
注意点としてはハッカのにおいがするので苦手な方は使用することが難しいかもしれません。
冷感敷きパッド
家でも使用している方は多いかもしれません。
ニトリだと【Nクール】という名称で販売されており、広く認知されている商品になります。
触り心地もサラサラで、べたつかない工夫がされているので、夏場は車中泊に限らず重宝します。
筆者もNクールを使用しており、少し涼しい日なんかだと寒いと感じるくらいに体感温度が変わります。
一度体感したらもう手放せなくなるくらいの商品なのでとてもおすすめです!
防虫ネット
夏場は窓を開けたいですが、そうすると虫が入ってきてしまって気になりますよね^^;
そんな時に便利なグッズが防虫ネットになります。
DIYで自作することもできますが、既製品のほうが隙間がなく、虫が入りづらいので購入するのもおすすめです。
車種によっては専用のネットも販売されているのでぜひ調べてみてください。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
昨今の車中泊人気と猛暑の影響があり、暑さ対策グッズのバリエーションもどんどん増えてきています。
暑い夏でも車中泊を楽しむことができる大チャンスなので、筆者の記事だけではなく様々な方の記事を読んで、ご自身にあった暑さ対策グッズが見つかると嬉しいです。
こういったグッズも大切ではありますが、基本的な部分として熱中症対策には水分補給が大切ですので、夏の車中泊には飲み物もたくさん用意するようにしましょう。
また、窓を開ける関係上、防犯面が少し心配になります。
全開にせず、少しだけ開けるといった対策や一人で車中泊しないなど対策を忘れないようにしましょう。
皆さんの車中泊ライフがもっと楽しくなることを祈っています!
ということで本日の記事は以上になります。
今回の記事以外にも夏の車中泊の暑さ対策やキャンピングカー制作、DIYについての記事を多数配信しています。
良かったら他の記事も読んでみてください。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!