ハイエースに荷物をたくさん載せている方の中には以下のような不満を持っている方もいるのではないでしょうか。
不満
- ハイエースって荷物たくさん乗るけど、奥に入れた荷物取り出すの大変だよね。
- ベッド下収納の荷物が取り出し辛い!
- ベッドキット使いやすいんだけど、荷物を取り出すのだけが大変で困ってます。
特にベッドを自作した方はベッド下の収納の取り出しやすさまでは、まだ考慮できていないという方もいると思います。
そんな方々に筆者がおすすめするのが、
スライドフロア
です!
床自体をスライドさせて、荷物を取り出すことができるので、奥にしまった荷物も簡単に取り出すことができます。
奥の収納を有効活用できていない方や一旦はしまったけど取り出すのが億劫でもはや何をしまったのかわからないと言った現象が発生してしまっている方などにとってもおすすめの装備になります。
今回はそんなスライドフロアを実装することのメリット、デメリットをご紹介します。
この記事を読んだらきっとあなたもスライドフロアの魅力に取り憑かれていると思います!
ぜひ最後まで読んでみてください!
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スライドフロア実装のメリット
ということでスライドフロア実装のメリットになります。
筆者の考えているメリットの内、主な3つをご紹介します。
その3つというのが…
- 荷物が収納しやすく、取り出しやすくなる
- 収納型のキッチンなどが作れる
- 意外と頑丈なので、色々活用できる
になります!
一つ一つ詳しく解説しますね。
荷物が収納しやすく、取り出しやすくなる
これは言わずもがなですかね。
スライドフロアを実装する一番の理由になるのではないでしょうか。
床をスライドさせることができるので、奥に収納した荷物も、タンスの引き出しのように自分のいるところまでスライドさせて取り出すことができます。
収納する際も奥へアクセスしやすく苦労することなく収納ができます。
特にベッドキットなどを設置している関係からベッドの下に空間はあるけど、アクセスしにくくて活用できていないという方には大きなメリットになると思います。
筆者もベッドを設置しており、もちろん上部からもアクセスできるように開閉式にはなっているのですが、車の外から荷物を取り出したい時はスライドフロアを実装していないとかなり不満に感じます。
結構車の外から荷物を取り出したくなるタイミングってあるんですよね。
例えばキャンプグッズや釣り用具などですかね。
今はスライドフロアを設置したので、本当に快適になっています!
収納型のキッチンなどが作れる
筆者はここまでやっていないのですが、スライドレールを購入するときの活用例に載っており、なるほどなと思いました。
後述しますが、強度もかなりあって人が乗っても大丈夫なくらいなので、重たいキッチン周りをスライドフロアに上手く収納しておくことでキャンプなどで大活躍します。
もちろんコンロだけではなく調理台も兼ねることができます。
しっかりと設置すれば、思いっきり体重をかけて調理しないといけないもの(そんなのあるかな…?大きな魚を捌くときとか…?)でも難なく調理ができる調理台になると思います。
外で調理をすることになるので、広く使えて便利になると思います!(もちろん冬は寒かったり、いちいち扉を開けて取りださないといけないなど、デメリットはあると思いますが…)
意外と頑丈なので、いろいろ活用できる
先ほどもちらっとお話ししましたが、スライドレールはかなり頑丈です。
筆者の購入したものは耐荷重が140kgとなっていました。
大人二人が乗っても大丈夫なくらい耐えられる設計になっています。
(あくまでスライドレールの耐荷重で、設置の仕方によって変わってくると思うのでご注意ください)
なので、先述したキッチンも含めてですが、色々活用ができます。
筆者だと以下のように活用したりしています。
- テーブル、作業台
- 椅子
- キッチン
思ったより活用できていませんでした…
特に椅子としてが結構便利だったりします。
車の中に椅子あるじゃないかと思われるかもしれませんが、夏場なんかは車内ってすごく暑くなりますよね。風も通りにくいですし…
そんな時に車外にスライドさせて座ることで快適に過ごすことができたりします。
時間帯や太陽の角度によってはリアゲートのおかげでちょうど日陰になっており、暑さを凌いで過ごすことができます。
椅子としての活用は結構便利なのでおすすめです!
筆者はあまり活用できていませんでしたが、発想次第でいろんなことに活用できると思うので、ぜひ設置を検討してみてください!
スライドフロア実装のデメリット
筆者はダメなところもしっかりと伝える人になりたいと思っているので、デメリットもお伝えします。
どんなことにもメリットがあればデメリットが存在します。
スライドフロアのデメリットとしては以下になります。
- 床の位置が少し高くなる
- レイアウトが自由に調整できなくなる
- スライドさせるためにはリアゲートや扉を開く必要がある
こんな感じですね!解説しますね。
床の位置が高くなる
あくまで筆者が作ったスライドフロアになるので、作り方によってはもう少し改善できるかもしれませんが、動く床を取り付ける分、どうしても床の位置が高くなります。
この絶妙な高さの違いによって収納ができなくなるものがあったりします。
筆者も今までギリギリ収納できていたものが収納できなくなり、困った経験があります。
スライドフロア側の改善は難しいので、ベッドをもう少しスマートにして収納できるようにしようと思っています。
このように収納しているもののサイズによっては別の部分を改修しないといけないと言ったことが発生する可能性があります。
レイアウトが自由に調整できなくなる
スライドフロアは基本的には位置が固定になります。
配置している家具等を極力固定せず、自由にレイアウトを変更できるようにしたい方にとっては大きなデメリットになる可能性があります。
便利な反面、サイズも大きいので設置場所が限られ、一度設置すると場所を変更するのも難しいため、それに不満を感じてしまうといったことが考えられます。
スライドさせるためにはリアゲートや扉を開く必要がある
これは当然の話になるのですが、スライドフロアはリアゲートを開いている状態で使うことが前提になっています。(あくまで筆者の作ったスライドフロアの話になりますが。。。)
そのため、真夏の猛暑の日でも、真冬の極寒の中でも扉を開いておく必要があります。
また、狭い場所などでどうしても扉を開けることができない場合、使用することができません。
車の中だけで完結できないため、どうしても場所や季節を選んでしまう点がデメリットです。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はスライドフロアの良いところ、気になるところをご説明させていただきました。
筆者としてはデメリットもありますが、そのデメリットを大きく上回るメリットがあると考えているため、設置を行いました。
実際、奥への収納が簡単でとても便利なため、日々活用しています。
興味のある方はぜひ設置を検討してみてください!
というところで今回の解説は以上になります。
次回は筆者が作成したスライドフロアの作り方を解説する予定です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回の記事以外にもキャンピングカー製作の過程や知識、実体験などの記事をたくさん作成していく予定です。
もし良かったら他の記事も見てみてください。