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【木材でもイレクターでもない】車中泊用ベッドのDIYに必要な材料・道具

車中泊用ベッドの材料

車中泊用ベッドをDIYで作ろうと考えたとき、どのような材料を思い浮かべますか?

思いつく材料

  • 木材
  • イレクターパイプ
  • いや、ベッドキット買うわ

こんなところでしょうか。

大体の人がまず思いつくのが木材、DIYに詳しくなってきている人であればイレクターパイプも思いつくかなという感じですね。

実際にこの二つの材料は多くの方がブログであったりYouTubeで作成風景を紹介しています。

そんな中、筆者はこれらの2大材料ではない材料をベースにしてベッドを作成しました。

ズバリ、その材料とは…

 

アルミフレーム

 

です!

ご存じの方もいるかもしれませんが、イレクターパイプと同様に規格化されており、様々なジョイント(金具)が販売されています。

それらを利用してアルミフレーム同士を結合させることによってベッドを作成しました。

木材もイレクターパイプもとてもいい材料ですが、今回はアルミフレームの良さを力説しようと思います!

どの材料にもメリットデメリットがありますので、全てを理解したうえで材料選びをしてもらえると嬉しいです。

ちなみにアルミフレームでベッド製作を行う場合、必要な道具はレンチのみで大丈夫です。

それでは解説していきます。

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ベッド製作の材料

まずはDIYでベッド製作を行う際に用いられる材料の特徴を解説していきます。

各材料のメリットとデメリットを理解することが結構大切です。

 

木材

木材

DIYで最もポピュラーな材料ですね。

入手が容易で価格も安価、加工もしやすいというDIYでは大活躍の材料になります。

もちろんベッド製作DIYでも主要な材料として使用されています。

一見デメリットがないように思いますが、筆者としては下記のデメリットがあると思っています。

  1. 強度を担保しようとすると材が大きくなる
  2. 自分でカットをする必要がある
  3. どうしてもずれる

まず1つ目の強度についてですが、薄く細い木材だと曲がってしまったり、材料をたくさん用意する必要があったりして思ったよりベッド自体が大きくなってしまう可能性があります。

車内はスペースが限られているので、可能な限り小さくしたいところですが、そうすると寝ている間に破損する可能性も出てくるので、材料選びが難しいです。

筆者の場合、壊れるのが嫌なので絶対大丈夫だろうというサイズを選びます。

ただ、そうするとたくさんスペースを取るベッドになってしまうんですよね…

また自分でカットをする必要があり、ビスで固定する際も自分で穴の位置も決める必要があるため、設置した際に安定せず意外とガタガタしてしまうことがあります。

これはDIY初心者であればあるほど顕著に表れる問題です。

スペーサーを用意すれば解決しますが、せっかくならバチッと決めたいので、筆者は木材を避けました。

 

イレクターパイプ

イレクターパイプ

自分でカットしなくても多数のサイズバリエーションが用意されており、専用のジョイントもたくさんの種類があるため、DIYで最も簡単にベッドを作成することができる材料だと思います。

カットする場合でもパイプカッターという専用の工具であれば、かなり正確なカットが可能なため、ガタガタする可能性も低いです。

こう聞くととっても良い材料に聞こえますが、問題点があります。

それは、意外と強度がないです。

一度イレクターパイプで棚を作ったことがありますが、思っていたほどの強度がありませんでした。

しっかりと考えて筋交いを入れないとグラグラしますし、脚の数も少ないとパイプが曲がってしまう原因になります。

また形状が丸なので、ジョイントとして用意されているものしか取り付けることができません。

絶対できないわけではないですが、なかなか工夫しないと難しいので、いろいろな機能を盛り込みたい筆者としてはNGという判断になりました。

 

アルミフレーム

アルミフレーム

ということで筆者が選んだのはアルミフレームです。

メリットデメリットはこれからもっと掘り下げて解説するので、特徴だけ解説します。

イレクターパイプのように規格化されており、様々なパーツが販売されています。

組み立ても専用のパーツを使って行うので、正確な固定を行うことが可能です。

強度も強く、簡単なことではグラグラすることはありません。

採用している人は少ないですが、思ったより良い点がたくさんあるので、ぜひ一度検討してもらえると嬉しいです!

 

アルミフレームの良いところ

ここからはアルミフレームの特徴を詳しく紹介していきます。

良い点があればもちろんデメリットもあるので、しっかり読んで検討してみてください。

 

とても堅牢

細くて強度が高い

木材、イレクターパイプと比べてかなりの強度があります。

具体的には筆者は30mmx30mmのアルミフレームを採用しましたが、全くと言っていいほどグラつきがありません。

ベッドに飛び乗ったりとかなりハードに使っても全く問題がない状態です。

正直もっと細いアルミフレームでも問題ないと感じるくらいに強度があります。

細くて強度が強いので場所も取らず、収納スペースを広く確保することができています。

 

組み立てが簡単

組み立てが簡単

先ほど簡単に説明したように様々なパーツが販売されており、その中にジョイントというか結合するためのパーツがあります。

これを利用することで簡単に正確な組み立てが可能です。

また、独自のパーツを作ることもそんなに難しくないという点も筆者は気に入っています。

M6サイズのボルトで固定する仕組みなので、そこさえ間違えなければ、どんなパーツでも作ることができます。

実際にベッド製作では独自パーツを作って活用しています。

 

サイズが豊富

サイズがたくさんある

サイズ展開もたくさんあり、自分でカットする必要もほぼありません。

もちろん半端なサイズが欲しい場合はカットが必要ですが、特殊なケース以外ではカットが不要なくらいサイズ展開が豊富になっています。

ちなみに筆者はアルミフレームのカットはいまだに経験がありません。

全て規格内のアルミフレームをそのまま使用して作成しています。

 

デメリットも…

デメリット

良い点もあればデメリットもあります。

筆者が思いつくのは下記の3点になります。

  1. 重たい
  2. 価格が高い
  3. カットが難しい

アルミという軽い素材ではありますが、内部の空洞はほとんどなくアルミがぎっしりと敷き詰められているため、結構な重さがあります。

また、木材やイレクターパイプに比べて価格も高く、手を出しづらく感じるかもしれません。

最後にカットの難しさもあります。

アルミをカットできる丸ノコのチップソーを用意する必要もありますし、木材よりも神経を使ってカットをする必要があります。

廃材の廃棄も少し面倒なので、なるべくカットはしたくないと筆者は思っています。

なので、半端なサイズが必要な場合は、木材やイレクターパイプのほうがいいと考えています。

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まとめ

いかがだったでしょうか。

アルミフレームの良いところは道具がレンチのみで、組み立てができるという点もかなり大きいです。

カットも不要と考えると材料が届いたらすぐに組み立てを開始できるので、総製作時間も短く済むのではないでしょうか。

あまり馴染みのない材料かもしれませんが、本当にメリットがたくさんあり、魅力的な材料なので、ベッド製作以外のDIYでも材料の1つとして検討してもらえると嬉しいです。

もちろん木材やイレクターパイプも良い材料なので、それぞれのメリットデメリットを考えて検討してみてください。

 

ということで本日は以上になります。

今回の記事以外にもDIYやキャンピングカー制作についての記事を多数配信しています。

良かったら他の記事も読んでもらえると嬉しいです。

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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