今回はまだまだ志半ばではあるキャンピングカー製作なんですが、車中泊を行う機会がありましたので、その際に感じた良い点、悪い点を解説していきます。
こんなお悩みを抱えている方に特にオススメの記事になります。
悩み・不安
- 自作キャンピングカー製作を考えているけど、どの装備を搭載するか悩んでいる
- 使わなかった機能はある?
- 逆にこれがあって助かったみたいな機能はある?
- 足りない機能があったかについても知りたい!
あくまで筆者の考えにはなってしまいますが、あって良かった機能や無くても問題なかった機能、さらにあった方が良かった機能について解説していきます。
これからキャンピングカー製作を行おうとしている方や今取り組んでいる方にとっても有益な情報になるよう記事を作成しますので、ぜひ最後まで読んでいってもらえると嬉しいです。
それでは解説していきます。
車中泊について
車中泊の目的も必要な機能に関わってくると思いますので、最初に説明しておきます。
今回は早朝にサーフィンをするために車中泊を行いました。
夜間にサーフスポットまで来るまで行き、一泊車中泊をして早朝からサーフィンを楽しんだという感じです。
なので、必要な機能としてサーフボードがしっかり乗るだとか、夏だったので暑さ対策などについてもお話する予定です。
正直今回は課題もたくさんあったので、ある意味参考になる記事になっていると思います。
良かった機能
それでは良かった機能やポイントについて解説します。
具体的には以下になります。
- カーテン
- ベッド
- ハンガーバー
- 広い
1つ1つ解説していきますね。
カーテン
今回の車中泊を経て、カーテンは必ず必要だということを身を持って実感しました。
というのも車内を明るくした状態(ライトをつけた状態)でカーテンが無いと外から丸見えの状態になります。
外は当然真っ暗なので、車中泊をしている側からは全く外が見えず、逆に外にいる人からは車の中が丸見えという最悪な状況になります。
特に女性の方は自身の身を危険にさらすことにもなりますので、絶対にカーテンは用意すべきだと思います。
鍵をかけていたとしても車の中は決して安全とは言えませんので、対策するに越したことはないですよね。
そんなカーテンを筆者は常設していたので、展開もスムーズにできて大満足でした。
加えて遮光性の高いカーテンを採用していたので、夜だけではなく日中も太陽光を遮ることができ、お昼寝も快適にすることができました。
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ベッド
これは皆さん想像できると思いますが、ちゃんとしたベッドがあることで快適に睡眠を取ることができます。
お手軽な車中泊でよくありがちなのが車のシートを倒してフルフラットにして寝るという方法があると思いますが、フルフラットと言ってもベッドと比べるとデコボコしていて快適とは言い難いケースが多いと思います。
次の日に腰が痛くなってしまって、本来やりたかったことができなくなってしまう可能性もあります。
なので、専用のベッドは用意できるなら用意したほうが絶対に良いです。
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ハンガーバー
筆者と同じくサーフィンをする方や釣り竿を乗せたりする方はハンガーバーがあるととても便利です。
あとはスキーやスノーボードが趣味の方にもオススメです。
かさばりやすい長物を天井に乗せることができるので、スペースの有効活用ができます。
車中泊だけに限らず、複数人で多数の荷物を乗せて移動する際などには本当に便利です。
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広い
機能とは関係ないものになりますが、広さは車中泊の快適性に直結してくると思います。
寝返りができるベッドを乗せることもできますし、狭いところで長い時間を過ごすと精神的に辛くなってくる方もいると思います。
実のところ筆者は今までの車中泊をレガシィツーリングワゴンで行っていました。
サーフボードを2枚積んで、その他荷物もあってで本当にギリギリの中のギリギリで車中泊をしていました。
当然次の日は身体がバキバキでサーフィンのパフォーマンスにも影響しますし、眠りも浅かったと思います。
それがハイエースになったことでめちゃめちゃ快適になりました。
1人で寝泊まりするには十分すぎるくらいの広さで、レガシィの時にはできなかった料理を行うスペースも確保されています。
体勢も変え放題で、体の一部が痛くなったりといったことが全くなくなったので最高でした。
悪かった点
続いて悪かった点の解説になります。
具体的には以下があげられます。
- 机
- 天井
- 暑い
細かいところをあげればもっとありますが、主なのは上記3点になります。
机
机が小さすぎてノートのPCですら少しはみ出さないと置くことができず、非常に不便でした。
さらに机までの距離が椅子(ベッド)から遠く操作しにくかったです。
少しPC作業をしていただけで腰が痛くなりました。
確実に要改善ポイントです。
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天井
筆者のハイエースは標準ルーフなので、天井が思ったよりも低く、椅子(ベッド)に座ると頭が天井にギリギリ擦ります。
もうちょっと椅子が低ければなぁといった感じでこちらも要改善ポイントですね。
天井の高さ変更はさすがに筆者ではできないので、椅子側を調整しようと思っています。
暑い
車中泊を行ったのが真夏の夜だったのですが、かなり暑かったです。
ハイエースはキャブオーバーなのでエンジンが助手席の真下付近にあり、走行していないと熱が逃げにくい上に、エンジンの熱が車内まで入ってきます。
そのため、外より車内がかなり暑くなってしまい寝苦しく感じました。
これはなにか対策を入れないと熱中症になる危険性もありそうです。
追加予定の機能
今後、追加・改善を予定している機能を紹介します。
基本的には今回悪かった点の改善になります。
ベッドの拡張
現在は完全に一人用のベッドで、寝返りを打てなくはないですが、ちょっと狭いと感じるくらいのサイズ感になっています。
加えて椅子として使用する際の背もたれにあたるものもない状況となっています。
なので考えている機能は背もたれ兼、ベッドの幅を拡張できるものを実装しようと思っています。
椅子の高さ
椅子は高さをもっと低くしようと思っています。
ただし、足の長さを単純に短くするだけだとスライドレールと椅子の間の収納スペースが狭くなってしまいます。
なので、ちょっと考える必要がありました。
収納スペースを確保したまま、椅子の高さを低くする方法…
そんな素晴らしい方法を思いついたので先日実装しました!
詳しくは以下の記事に書いていますので、良かったらご覧ください。
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換気扇
真夏に車中泊をしようと思っている方、絶対に換気扇は必要です。
一旦換気扇で対応しようと思っていますが、昨今の暑さに対応するためにはスポットクーラーなどを実装したほうが良いかもしれません。
ちょっとこのあたりは色々試してから決定しようと思っています。
みなさんもオススメの暑さ対策があったらぜひコメントで教えて下さい!
まとめ
という感じで、現状のハイエースで車中泊をしてみて思ったことを記事にしてみました。
実際に行ってから記事にするまで時間が経っていたのですが、そんな状態でも頭から離れていない部分についてはかなり印象深かったんだと思います。
こういった良い部分や悪い部分は実際に車中泊をしてみないとわからないことも多いです。
完全にできてから車中泊と考えている方もいると思いますが、機会があればぜひ完成前でも車中泊を行うことをおすすめします。
ということで今回は以上になります。
これからもキャンピングカー製作の過程や知識、実体験などの記事をたくさん投稿していく予定です。
もし良かったら他の記事も見てみてください。