お家のキッチン周りで以下のような不満を持っている方も多いのではないでしょうか。
不満ポイント
- キッチンに調味料を置くスペースがない
- 毎回調味料を取り出すのが面倒
- 手元に置いておいてすぐに使えるようにしたい
戸建ての家だったり、最近の賃貸マンション、アパートであれば調味料を置くスペースも確保されているとは思うのですが、少し古いアパートやマンションだとスペースがない場合もあるかと思います。
筆者が今住んでいる部屋にも調味料を設置する最適なスペースが元々ありませんでした。
そのため、調理台に置いていたのですが、調理をするスペースが減ってしまい作業のしにくさを感じていました。
そんなとき筆者は思いました。
調味料を置くスペースがないなら作ればいいじゃないか
と。
せっかくDIYが趣味なので、生活を快適にするために知識を使っていこうというところですね。
一つ前の記事で解説させていただいた洗面台の棚に続き、大満足の調味料スペースが出来上がりました。
今回の記事ではその調味料スペースの紹介と作り方を解説していこうと思います。
DIY初心者の方でも簡単に理解ができる記事にしますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
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筆者が住んでいる部屋のキッチン紹介
筆者が住んでいる部屋のキッチンは画像のような感じになります。(片付けられていないものもあってすみません)
古い物件なので、サビというかカビですかね…どれだけ拭いても取れない汚れがついています。
もちろん削れば取れると思うのですが、賃貸なので流石にそこまではできません…
少し話がそれましたが、問題はキッチンの汚さではなくて、調味料を置くスペースがないということです。
段差が一応あるのですが、絶妙に斜めになっていて、調味料を置くと滑って落ちてきてしまいます。
なので、この段差に置くのは断念しました。
ただここに置けないとなるとどこに置くんだという問題が浮上します。
やむを得ず平坦な調理台の部分に置いていましたが、これではスペースが狭くなってしまうという問題があります。
この問題を解消するために、マル秘アイテムである調味料スペースを作成することになりました。
ここからは作成した調味料スペースの解説をしていきますね。
作成した調味料スペースの紹介
筆者が作成した調味料スペースが上記の画像のようなものになります。
アルミ製の角パイプを3本並べて、それを金具で固定しているような感じになります。
固定用の金具にもう一つ金具を取り付けて足にしています。
滑ってずれることがないように滑り止めのゴムを足に取り付けました。
高さについては1章で説明した謎の段差に置くことでちょうど平行になるような高さとしています。
3本の角パイプを空間を開けて並べている理由なのですが、キッチンは水回りになるため、隙間を開けておかないと水が溜まってしまって腐ったり、カビが生えやすくなってしまったりといった可能性があるためです。
通気性をよくするのと単純に水が溜まりにくくしたことで、その辺りを緩和している感じになります。
とはいっても水が全くたまらないわけではありませんし、カビが全く生えないわけではありませんので、メンテナンスは必要です。
あくまでメンテナンスの頻度を下げるための工夫と捉えてください。
これだけの幅があれば、画像のようにキッチングッズを配置することができます。
よく使う調味料だけではなく、洗剤やまな板も設置できてしまうくらいスペースを確保することができました。
何もなかった時と比べてキッチンの使用感が格段に向上しています。
適度な高さがあるため、下部にも空間ができ、ものを置くことができるようになっています。
総じて大満足の調味料スペースとなっています。
このような調味料スペース、欲しいと思いませんか?ここからはその作成方法を簡単に解説していこうと思います。
調味料スペースの作り方
ここまでの話でDIYに慣れている方であればある程度作り方も想像できているかもしれませんが、DIY初心者の方もいらっしゃると思うので、詳しく解説していこうと思います。
まず、角パイプの左右の端に2つづつ穴を開けていきます。
穴のサイズはボルトが通る大きさとしてください。
筆者はM4くらいを使用した記憶があるので4mm程度の穴を開けたと思います。
ボルトの太さと相談して穴を開けていただければ大丈夫です。
開けた穴に画像のような金具を使って固定していきます。
この金具を採用した理由ですが、ボルトを止める位置を自由に変更できて柔軟な対応ができるからになります。
最初から穴の位置が決まっているものに比べて格段に作成難易度が下がります。
この金具を用いて適度に間を開けながら3つの各パイプを固定すればほぼ完成です。
最後に同じ金具(サイズは調整してください)を使って足の部分を作ります。
先ほどとほぼ同じ理由なのですが、こちらの金具であれば高さをある程度柔軟に変更できるため、こちらを採用しました。
足には滑り止めのゴムを取り付けることをお勧めします。
また、これだけだと固定が不安という方は、真ん中に金具を取り付けるとより安定感が増します。
筆者はシリコンシーラントで取り付けましたがどんな形でも取り付けができていれば問題ないです。
完成した調味料スペースをキッチンに設置すれば、快適なキッチンの完成です。
ちなみにここまで読んでみてふとこんなことを思った方いるのではないでしょうか?
今回はなぜ木材を採用していないのか?
理由は簡単です。キッチン周りなので火を頻繁に取り扱うことになると思います。(筆者の部屋はIHではないので…)
そうなると木材だと燃える危険性があるわけですね。
その点アルミ角パイプと金具であれば、燃える心配がないので、こちらの材料を選択したというところになります。
こんな感じで作り方の解説は以上となります。
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まとめ
今回は使いにくいキッチンに革命を!ということで調味料スペースの紹介と作り方の解説を行いました。
いかがだったでしょうか?この記事を読んだだけでもかなり快適さが増したことがわかったのではないでしょうか。
大袈裟ではなく本当に非常に快適になりました。
これを作るまでは調味料を置くスペースに本当に困っていて、泣く泣く調理台に置かざるを得なかったので、大きな不満が一つ解消された感じです。
もし調味料の設置に困っている方がいて、同じような台を作成すれば解消できそうであれば、一度トライしてみてください。
材料も多くなく、費用もそんなにかからず作成できるので、最初のDIYにもおすすめとなります。
というところで今回の解説は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回の記事以外にもキャンピングカー製作の過程や知識、実体験などの記事をたくさん作成していく予定です。
もし良かったら他の記事も見てみてください。