車中泊用のシンクを導入しようと考えている方の中には以下のような疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。
はてな
- シンクって自作できるの?
- 車中泊用の自作シンクの作り方が知りたい
- 簡単にシンクを作る方法を教えて
そんなあなたに対して、今回は車中泊用自作シンクの作り方を徹底解説します!
実際に筆者が作成したシンクの制作過程の画像をお見せしながら説明をしていきますね。
※今回の記事は後編の記事になります。
前編では車中泊用シンクのメリットデメリットを解説しています。
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作成方法だけを知りたいという方は今回の記事のみを読んでいただければ大丈夫です!
DIY初心者の方でも理解しやすいように解説していきますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
シンクの作成方法
木材カット
まずは木材をカットしていきます。
筆者が作成したシンクの大きさが大体以下のサイズになります。
- 高さ:800mm
- 幅:450mm
- 奥行き:400mm
なので、こちらに合わせて木材をカットした形になります。
ちなみにこのサイズで作るとかなり大きいです。
意外と場所を取るので、できればもっと小さくするべきだと思います。(もちろん購入したシンクのサイズによると思いますが…)
今回はカットした木材に色を塗ってみました。
水を扱うということで、水に少し強い塗料を採用しています。
ただ、水をはじく影響かしばらく使っていたらカビが発生したので、少し通気性を考えて作成した方が良いかもしれません。
天板のくり抜き
当然ですが、天板の部分にシンクを設置することになります。
なので、シンクに合わせて天板をくり抜いてあげる必要があります。
おそらくですが、このシンク作成における一番の難所はここになります。
シンクは湾曲しているので、サイズがとても測りづらく、かといって切りすぎると上手く設置ができなくなってしまうので、慎重に進める必要があります。
逆にここを無事通過できれば後は基本的に組み立てるだけの簡単作業になります。
シンクのくり抜きは時間をかけても大丈夫なので、慎重に作業するようにしましょう。
組み立て
木材のカット、天板のくり抜きが完了したら後は組み立てです。
準備した木材を前後左右間違えないように気をつけて組み立てます。
電動工具がなくてもできなくはないですが、インパクトドライバーがあると組み立てスピードが格段に速くなりますので、持っていない方は購入を検討することをおすすめします!
今回はダボを使ってビスを隠すことに初挑戦してみました。
思ったよりも上手くいかなかったので、画像の掲載は控えようと思います。(変なとこで見栄張っていますが、気にしないでください…)
前面には扉を取り付けて、簡単にタンクを取り出せるようにしたかったので、取手・蝶番・留め金具を取り付けました。
ここでも実は失敗談があり、扉を片開きにしてしまったので意外と場所を取りました。(というか場所がなくて全開できませんでした)
こちらは両開きの扉とした方が良いと思います。
シンクについてはシリコンシーラントを使用して取り付けを行いました。
しっかりと固定できるように画像のように挟んだのと、プラスして重しも乗せて均一に張り付くように気をつけました。
この作戦が功を奏してシンクはかなり頑丈に取り付けることができました。
最後に電動ポンプを取り付けて、下部にタンクを設置すれば完成になります。
角が結構尖っていて危なそうだったので、クッションを取り付けました。
不恰好になるので、できればトリマーやサンダーで角取りを行うことをおすすめします。
シンクは完成品を見ると作るのが難しそうに見えるかもしれませんが、意外と簡単に作成することができます。
言ってしまえば、木材をカットして組み立てるだけの簡単作業です。(どのサイズでカットするか考えるのは難しいですけどね…)
こんな感じで作り方の説明は以上になります。
主な材料
ここまでの解説を読んでくださった方ならわかるかと思いますが、主な材料としては以下になります。
- 木材
- シンク
- 電動ポンプ
- 取手
- 蝶番
- 留め金具
木材はサイズに合わせて調整してください。
取手、頭番、留め金具についても片開きとするか、両開きとするか、扉の数はどうするかなど作りたいシンクに合わせて調整いただければと思います。
シンクと電動ポンプについては、筆者が採用したものをご紹介します。
シンクは満足していますが、電動ポンプはもう少し威力が欲しいところですので、あまりおすすめはできません。
似たようなサイズ感でもっと威力の高そうな電動ポンプを購入することをおすすめします。
材料以外にも組み立てや木材カットの際に活用できる電動工具もご紹介します。
筆者が絶対に持っていた方が良いと思う電動工具はインパクトドライバーです。
あるのとないのとで雲泥の差が生まれます。
あとは丸のこやジグソーなどもあるとシンク作りには活用できると思います。
他にも有用な電動工具はたくさんありますが、特に必要なのが今説明した工具になります。
まとめ
今回は車中泊用自作シンクの作成方法について解説しました。
作り方を解説しておいてこんなこと言うのは卑怯かもしれませんが、今回解説したシンクではまだ完全に満足はできていません。
なので、いずれ改良してより良くなった車中泊用自作シンクを解説できたらと思っています。
皆さんも記事内で解説したシンクの弱みを改良しながら作成してもらえると幸いです。
可能であれば、このように改良したということをコメントいただけるととっても嬉しいです。
そんなところで今回は以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回の記事以外にもキャンピングカー製作の過程や知識、実体験などの記事をたくさん作成していく予定です。
もし良かったら他の記事も見てみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!