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【材料費2万円】3型ハイエースに床張りDIY!(後編)全面フラットにして快適車中泊生活 - 第3話

3型ハイエースDXに床張りDIY作業の注意点や実際の作業風景を解説する後編の記事になります。

まだの方は先に前編を読むことをおすすめします。

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前編ではほとんど工具や材料、注意点の説明で終わってしまいましたので、後編では本格的に床張り作業を行なっていきます!

失敗談なども含めて詳しく解説していきますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

床を貼ってはいけない場所

穴を開けるべき場所

①点検口・②スペアタイヤ取出し口

この二つに関してはいざというときに必要になる場所のため、絶対に床を貼ってはいけません。

簡単に説明すると、点検口は直下に燃料タンクがあり、燃料ポンプを交換するとき開けられないと困るみたいです。

スペアタイヤの取出し口は中のボルトを回すことでスペアタイヤを取り出すことができるようになります。

なので、回すことができないような状態になっていると、いざというときに困ります。

 

③サービスホール?・④リアシート

名称が調べてもよくわからなかったのですが、他にも空けておいた方がいい部分があります。

左右に2箇所ずつ何かを引っ掛けることのできるボルトが埋まっている箇所があります。

また、リアシートを固定する部分も空けておかないとリアシートが設置できなくなります。

 

穴の開け方

穴を開ける方法

穴の空け方はジグソーと電動ドリルがあればそんなに難しくありません。

まず電動ドリルできっかけとなる穴を開けます。穴のサイズはジグソーのブレードが入る直径があれば大丈夫です。

穴さえ開けてしまえば、あとはジグソーでいい感じのサイズに切るだけで問題ありません。

電動ドリルがない場合は、プランジカットと呼ばれる切り方で切ることで穴を開けることができます。

ただ、正直きれいに開けることは難しいため、電動ドリルを使用したほうが無難だと思います。

電動ドリルで下穴を開けるデメリットとしては、切り出した材に穴が残ってしまうので、そのままフタとして利用したい場合などは適していないので注意してください。

 

2.根太張り

根太張りの方法

根太張りを行う理由

住宅のフローリングを作る際に用いられる工法の一つになるのですが、床に合板をそのまま固定してしまうと踏むとたわんでしまったり、ガタガタしてしまって安定しません。

なので、根太という合板を固定するための下地を作成してから合板を固定します。

ハイエースで言う根太張りもほとんど同じ内容になります。

前編にて、ハイエースの床はデコボコしていると説明したと思います。

そのまま合板を置いてしまうと絶対にガタガタしますので、窪んでいる部分に根太を入れることで、ガタガタしないように対策すると言う形になります。

窪みは約12mmのため、12mmの合板を床材として使用する場合、余った材で根太を入れることができます。

 

作業風景

根太の位置

まず最初にこんな感じで窪みの位置とサイズをなんとなく図にしてみました。

これをやっておくことで間違えることがなくなるので、やることをおすすめします!

私のハイエースと窪みの配置が同じだったらこの画像活用してもらって大丈夫です。

根太

設計図?通りに材を切り出して、置いてみました。

全ての窪みにぴったり合うととても気持ちがいいです。

この時点で過不足がないかや窪みに合っていない材がないかを確認しておきます。

少しでも問題があると綺麗なフラットにならないので、ここは妥協しないようにしましょう。

ビス打ち

根太に問題ないことが確認できたら、合板に固定していきます。

根太の位置を完璧に把握はしていないので、どこにビスを打てばいいのか迷いました。

(何度か根太のない部分にビスを打ってしまったのは内緒です…)

根太の位置の確認と合板の設置位置がズレていないかを確認して慎重にビスを打っていきましょう。

歪みの確認

根太と床の固定が完了したら軋みがないかやガタガタしないかを確認します。

全くガタガタしなくなったので、私は嬉しくて車内で飛び跳ねていました。

綺麗に決まるとそのくらい気持ちがいいです。

ここまでで根太張りは完了です。

 

クッションフロアの貼り付け

クッションフロアの貼り付け

根太張りまで完了したらクッションフロアの貼り付けになります。

作業自体はシンプルで、クッションフロア専用の接着剤を使って貼っていきます。

接着剤塗り

こんな感じですね!

一つ注意するとしたら床を外せるのであれば、絶対に車内ではやらない方がいいです。

車内に接着剤がこぼれますし、匂いもすごいことになります…

この一枚を対応した時点で私も気づき、他の床は外で対応しました。

あともう一つ注意点を挙げるとすれば、クッションフロアを切る際は必ず余裕を持って切りましょう。

私の失敗談になるのですが、勘で切ったら少し足りず、非常に寂しい思いをしました…

角の処理

折り込んで側面にもクッションフロアを貼る場合、接着剤だけでは不十分です。

なので、私はタッカーという工具を用いて固定しました。(もっといい方法知っている方いたら教えて欲しいです!)

画像のように対応するとタッカーの芯が見えてしまうので、見せたくない場合は、裏面までクッションフロアを持っていけばいいと思います。

ただ、その場合はクッションフロアの厚みにご注意ください。

複雑な場所の処理

余った部分や不要な部分はカッターで切りました。

ここでの注意点ですが、カッターのブレードは必ず新品を使用しましょう。

古いものを利用すると切れ味が悪く、切った部分がガタガタになってしまうこともあります。

なのでなるべく新しいものを利用するようにしてください。

床の設置

貼り付けが完了したらハイエースに敷いて確認します。

ここでクッションフロアの厚みを考えずに木材を切っているとはめることができずに寂しい思いをします。

写真では綺麗に見えますが、私も失敗して最後に調整をしています…

しっかりと考えて準備を進めることが大切ということですね!

床張りの説明は以上になります!

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使用感

床張りをして5年ほどが経過しましたので、使用感をお伝えします。

簡単に言うと「最高」です!

まず車の中にフルフラットのエリアができるというのが素晴らしいです。

車の荷室はどうしても丸まっていたりデコボコしていたりして完全なフラットとは言いずらいことがほとんどです。

「フルフラットになります」と推している車種でさえ完璧な床とは程遠いのではないでしょうか。

これが家の中の床のごとくクッションまで入った床が車の中にあるというのが本当に素晴らしいです。

ベッドを始めとした家具をグラつきなく設置できますし、荷物を載せる際も凹凸を気にする必要がないのでストレスフリーです。

もちろん車中泊などで生活する際にも非常に使い勝手が良いので、これほど素晴らしいものはないと思いました。

絶対に床張りはした方が良いと思います!

 

まとめ

今回は前編・後編に分けてハイエースの床張り施行について説明しました。

後編のまとめとしては…

ポイント

  • 床に穴を開ける必要のある場所がある
  • 根太張りでガタガタ解消
  • クッションフロアの貼り付けは外でやろう!

といった感じでしょうか。

初心者の方にはハードルが高そうに見えるかもしれませんが、慎重に作業を行えば綺麗な床張りを行うことができると思います!

興味のある方はぜひ挑戦してみてください!

今回の記事以外にもキャンピングカー製作の過程や知識、実体験などの記事をたくさん作成していく予定です。

もし良かったら他の記事も見てみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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