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【徹底解説】危険の少ない安全な丸ノコの使い方を解説!

 

丸ノコの使い方

丸ノコはDIYで活躍する工具としてよく挙げられるのではないでしょうか。

筆者も丸ノコは木工DIYにおいて、必須級の工具だと感じています。

そんな丸ノコですが、以下のような不安を持っており、購入を躊躇している方もいるのではないでしょうか。

不安

  • 使い方がよくわからない
  • 素人でも使いこなせるのかな…
  • 死亡事故も発生していると聞くけど安全な工具なの?
  • 安全な使い方が知りたい!

はっきりと言います。

丸ノコは危険な工具です!

間違った使い方をしてしまうと死亡してしまう可能性もある大変危険な工具です。

正直電動工具で安全な工具なんてものはありませんけどね^^;

そんな危険な丸ノコではあるのですが、正しい使い方で使用することでよほどのことがない限り安全に使用することができます。

もちろん素人でも使用可能です。

今回はその正しい使い方と危険な使い方の一例を解説します。

なるべく安全に使用することができるように、徹底的に解説しますので、ぜひ最後まで読んでもらえると嬉しいです!

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そもそも丸ノコとは?

丸ノコとは

まず丸ノコってなんやねんって方もいると思うので、丸ノコについて少し解説します。

といっても実はすごくシンプルな電動工具です。

基本的には…

材をまっすぐ切るための工具

になります。

もうちょっと解説しますね。

 

材をまっすぐ切るための工具

真っ直ぐ切る

丸ノコは材をまっすぐ切るための工具で、きれいな曲線を作ったりといったことはできません。

曲線を切りたい場合はジグソーを使用する必要があります。

木工DIYを少しでもやったことがある方は想像してみてほしいのですが、ほとんどの場合、材はまっすぐ切りますよね。

まっすぐ切りたいけど、手ノコを使用していると断面が歪んでしまったりして、きれいにならない場合もあると思います。

筆者も手ノコでは、どうしても歪んでしまったりします。

そんな悩みを解決してくれるのが丸ノコです!

まっすぐ、きれいに、正確に切断してくれて、切断面も手ノコで切るより遥かに綺麗に切断することが可能です。

木工DIYを本格的にやるにあたって必須の工具と言っても過言ではありませんので、まだ持っていない方はぜひ検討してみてください。

 

筆者が使用している丸ノコ

丸ノコおすすめ

今回は筆者が使用している丸ノコも紹介します。

チップソーの幅が165mmでコード式になります。

また、今現在販売されている商品だとほとんど標準で搭載されているとは思いますが、ブレーキも付いています。

ブレーキとは電源スイッチを切るとすぐに刃の回転が止まるような安全装置のことですね

商品ページを下記に貼っておきますので、興味のある方は見てみてください。


筆者は付属のチップソーから以下のチップソーに変更して使用しています。

基本的な使い方

それではまず基本的な使い方を解説し、その後、注意点を解説するという流れで進めていきます。

冒頭でも触れましたが、丸ノコは間違った使い方をすると本当に危険な工具になります。

死亡事故なども発生していますので、しっかりと使い方をマスターしてから使用するようにしましょう。

それでは解説していきます。

 

刃の深さ(切り込み具合)を調整する

切り込み深さの調整

まず初めに刃の深さを調整します。

刃は切断する材の厚さ+5〜10mmくらいを目安に調整してください。

あまり出しすぎると余計に摩擦が大きくなり、切断面が荒くなってしまう可能性があるのと、摩擦によってキックバックという危険な現象が発生することもあるので、最適な深さに調整してください。

このとき、必ず電源が入らない状態で作業を行ってください。

具体的にはコード式であれば、コンセントから抜いておく、バッテリー式であればバッテリーを外しておくということです。

電源を入れる直前まで、コンセントは差さない、バッテリーは付けないという意識で作業を行ってください。

 

材料はしっかりと固定する

固定の必要性

切断している最中に材が動くと非常に危険で、まっすぐきれいに切断できない原因にもなりますので、必ず材はしっかり固定してください。

手で抑えるだけではなく、クランプや万力を使って簡単には動かない状態にして作業を行いましょう。

このときの注意点として、丸ノコが通るルート上にクランプや万力が来ないように注意してください。

引っかかってしまうと1度ずらして作業を行う必要が出てくるため、切断面がきれいにならない原因にもなります。

意外と丸ノコは大きいので、気をつけましょう

 

電源を入れる際は材から離しておく

電源投入時の注意点

電源を入れる際に丸ノコの刃が材に触れていると非常に危険です。

かなり大事なことなのですが、慣れてくると忘れがちになってしまうので注意しましょう。

これもキックバックという現象が発生する原因にもなります。

必ず刃が材に触れていない状態で、電源を入れて、回転数が最大になってから切断を始めるようにしてください。

焦らず慎重にという感じですね!

 

ガイドを使用し、まっすぐ切る

ガイドの重要性

丸ノコは材をまっすぐ正確に切る工具だと説明しましたが、自動できれいに切断してくれるわけではありません。

まっすぐ正確に切るために、必ずガイドを使用しましょう。

キックバックという現象を防ぐこともできますので、使用しないという選択肢はないと思ってください。

丸ノコはまっすぐ進めないと摩擦が大きくなって非常に危険です。

ガイドに沿ってまっすぐ丸ノコを進めることで、安全に作業を行うことが可能です。

 

以上が丸ノコの基本的な使用方法になります。

ここからは注意点(危険な使用方法)を解説します。

本当に危険な内容ばかりなので、熟読して危険のないように使用するようにしましょう。

 

注意点(危険な使用方法)

丸ノコ使用の注意手園

基本的な使い方の章で解説した内容と被る部分もあると思いますが、筆者が特に注意すべきと考えている内容を解説します。

使い方も大切ですが、注意点はもっと重要になりますので、しっかりと読んで理解するようにしましょう。

丸ノコ使用で最も注意すべき現象はキックバックと呼ばれる、丸ノコが自分に向かって飛んで来る現象です。

飛んできた丸ノコで太ももの血管を切ってしまい死亡してしまうという事件も発生しています。

キックバックが発生する理由を理解し、対策を行っておけば、基本的には安全に使用ができますので、そこまで不安にならなくても大丈夫です。

 

早速キックバックが発生する理由ですが、

摩擦

になります。

丸ノコは刃が高速で回転しています。

その刃が木材に挟まったなどの理由で急停止する力が加わったらどうなるでしょうか。

回転するために使用していた力が丸ノコを吹き飛ばす力に変わり、後ろに丸ノコが吹っ飛んできます。

これがキックバックです。

本当に危険な現象ですので、「発生させない」、「発生してしまっても大丈夫なように使用する」ということを心がけましょう。

 

ということで説明が長くなってしまいましたが、今回お伝えしたい注意点は以下になります。

注意ポイント

  • 立ち位置
  • 安定した場所で作業を行う
  • 頻繁に電源コードを抜く
  • 厚すぎる材は複数回に分けて切る
  • 材はしっかり固定する
  • ガイドを必ず使用する
  • 切断した材の落ちる方向に注意する
  • 刃を出しすぎない
  • 電源コードの位置に注意
  • 丸ノコはしっかりと持つ
  • 切断時の姿勢に注意
  • 小さすぎる材は切らない
  • 最大回転数になってから切り始める
  • 巻き込みに注意
  • 定期的なメンテナンス

たくさんあって読むのが嫌になってしまった方もいるかもしれませんが、簡潔にわかりやすく解説しますので、ぜひ一度は目を通してもらえると嬉しいです!

それでは一つ一つ解説していきます。

 

立ち位置

真後ろに立つ危険性

丸ノコの真後ろには絶対に立たないようにしましょう。

必ず少し横に逸れた位置で丸ノコを使用するようにしてください。

これはキックバックがもし発生してしまっても丸ノコが自分に接触しないようにするための対策になります。

どれだけ気をつけていてもキックバックの可能性を0にはできないため、必ず守るようにしてください。

 

安定した場所で作業を行う

作業場所の注意点

不安定な場所で丸ノコを使用するのは避けましょう。

力も入れにくくなりますし、切断する材が安定しないことでキックバックの危険性も高まります。

作業台を用意するなどして、必ず安定した場所で丸ノコを使用してください。

 

頻繁に電源コードを抜く

電源の差しっぱなしは危険

電源コード(コードレスタイプの場合はバッテリー)は電源を入れる直前まで通電していない状態にしておきましょう。

材を切る直前にコードを差し、材を切ったらすぐに抜くというのが理想です。

丸ノコは材を切るまでに、切り込み具合を調整したり、ガイドを使って位置調整をしたりと事前準備が必要です。

その準備中に誤って電源ボタンを押してしまって丸ノコが作動してしまうと非常に危険です。

面倒と感じるかもしれませんが、それができないのであれば使用してはいけない工具です。

 

厚すぎる材は複数回に分けて切る

厚い気を着るときの注意点

分厚すぎる材や硬い木材を切断する際は切り込み具合を一気に切断する深さではなく、2回、3回に分けて段階的に深くして少しずつ切るようにしましょう。

筆者の経験上ですが、30mmを超えてくると切りづらく感じます。

とはいっても材によって異なります

筆者的には2x4材は簡単に切れますが、30mm厚のパイン集成材の幅広い板に関しては、切断面が焦げてしまうほど摩擦が大きくなってしまい、切断するのに苦労しました。

こういった材は2回程度に分けて切ったほうが安全に切断ができると思います。

摩擦が大きいということはキックバックの危険性も高まるので、少しでも不安に感じたら複数回に分けるようにしましょう。

 

材はしっかり固定する

固定の重要性

切断する材はクランプや万力などを使用してしっかりと固定するようにしましょう。

固定をしていないと切断している最中に少しずつズレてしまって結果的に丸ノコが真っすぐ進んでいないということが発生します。

これもキックバックの原因の一つになるため要注意です。

 

ガイドを必ず使用する

ガイドの重要性

ガイドを必ず使用するようにしてください。

ガイドを使用しないと丸ノコがまっすぐ進まず、これまたキックバックの原因になるので注意してください。

他の媒体などでガイドを使用せずに丸ノコを使用しているシーンを目にすることもあるかもしれませんが、絶対に真似しないようにしてください。

 

切断した材の落ちる方向に注意

材の位置の注意点

切断した材は必ず外側に落ちるように位置決めをしてください。

画像を見てもらえるとわかりやすいと思いますが、材が内側に落ちてくるようにしてしまうと、丸ノコが引っかかる原因になってしまい、キックバックが発生する可能性が高くなります。

当て板を用意して、材が外側にも内側にも落ちないようにしておくのもおすすめの切断方法になります。

その際は当て板をすべて切ってしまわないように切り込み具合の調整を気をつけてください。

 

刃を出しすぎない

切り込み深さの調整

刃の出しすぎは良いことがなく、大変危険です。

切り込み具合は切断する材の厚み+5〜10mm程度にするようにしましょう。

刃を出しすぎていると他のものを切断してしまう原因になったり、摩擦が大きくなり、キックバックの危険性が高まったりしますので、注意してください。

 

電源コードの位置に注意

コードに注意

コードタイプの丸ノコを使用している方は電源コードがどこにあるか常に気を配るようにしてください。

木材と一緒にコードまで切ってしまったという話をよく聞きます。

そうなると丸ノコが使えなくなってしまうだけではなく、ショートして家の家電が壊れてしまったり、火事になったりという可能性が出てきます。

刃が通る近くにコードがないことを確認してから切り始めるようにしましょう。

 

丸ノコはしっかりと持つ

がっちりホールドする

丸ノコはしっかりと手で持って作業を行うようにしてください。

グリップをしっかり握っておくことでキックバックが発生した際も丸ノコがとんでもないところに飛んでいってしまうことを防ぐことも可能です。

万が一の際に被害を最小限に抑えるためにもしっかり持つようにしましょう。

 

切断時の姿勢

作業姿勢に注意

力の入れづらい姿勢で丸ノコを使用することは避けてください。

意図せず曲がってしまったり、思うように切ることができない可能性があります。

キックバックの発生時も対処が遅れる原因になりますので、力の入れやすい姿勢で作業を行うようにしましょう。

 

小さすぎる材は切らない

材の大きさ

自分の指を切ってしまうなどの危険を避けるためにも、小さすぎる材を丸ノコで切るのは避けましょう。

具体的にはクランプで固定した際に、丸ノコとクランプが接触してしまって切ることができないくらいのサイズの木材ですね。

そうなると手で頑張って抑えたり、力の入れづらい状況で丸ノコを使用することになってしまうので、もったいないですが、大人しく大きい材を使用するようにしましょう。

 

最大回転数になってから切り始める

切り初めの注意点

電源を入れる前から刃を木材に当てておいたり、回転が安定する前に切断を開始してしまうのは大変危険なので注意しましょう。

切断面がきれいでなくなってしまったり、キックバックの原因にもなります。

電源を入れて少し待ってから切断するということを心がけましょう。

 

巻き込みに注意

ネックレスなどは外す

丸ノコは刃を回転させて材を切断する工具です。

回転している刃に服や手袋などが巻き込まれてしまうと大変危険です。

作業をする際に服装に注意することと、手袋についても丸ノコを使用する際は外したほうが良いです。

一部使用可能な手袋というのもあるようですが、判断が難しいため外したほうが無難です。

 

定期的なメンテナンス

メンテナンスの重要性絵

定期的なメンテナンスは怠らないようにしましょう。

例えば、以下のようなポイントです。

  • ボルトなどが緩んでいる箇所はないか
  • 切れ味はどうか
  • 刃に欠けや傷はないか

必要に応じてチップソーを取り替えたり、ボルトを締め直したりということが必要になります。

定期的なチェックを心がけましょう。

 

取扱説明書をよく読む

取扱説明書の重要性

最後に購入時に本体に付属している取扱説明書はしっかりと読むようにしましょう。

使用方法や注意点などが詳細に記載されています。

ネットでの情報収集も大切ですが、製品を一番熟知しているのは製品を製造しているメーカーになります。

そのメーカーが作成した取扱説明書を読まない手はないので、少なくとも1度はしっかりと目を通すようにしましょう。

 

以上が注意点になります。

とても多いと感じた方もいると思いますが、このくらい注意して使用しないと安全に使用ができない工具です。

正直な話、この注意事項が守れないのであれば、ご自身のためにも丸ノコは使用しないほうが良いと思います。

便利な半面、危険も伴う工具ですので、使用する際は注意事項をしっかり守ってくださいね。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

使用方法と注意事項、理解できましたでしょうか。

丸ノコの使用方法や安全な使い方については他の方も記事にされていたり、YouTubeの動画でわかりやすく解説している方々もいらっしゃいます。

様々な考え方に触れるという意味でも調べてみることをおすすめします!

ちなみに丸ノコは不安だから使用したくないという方にはジグソーをおすすめします。

もちろん危険がない工具ではないですが、丸ノコと比べれば大怪我に繋がる危険性は低いです。

 

最後に注意ポイントをおさらいします。

ポイント

  • 立ち位置
  • 安定した場所で作業を行う
  • 頻繁に電源コードを抜く
  • 厚すぎる材は複数回に分けて切る
  • 材はしっかり固定する
  • ガイドを必ず使用する
  • 切断した材の落ちる方向に注意する
  • 刃を出しすぎない
  • 電源コードの位置に注意
  • 丸ノコはしっかりと持つ
  • 切断時の姿勢に注意
  • 小さすぎる材は切らない
  • 最大回転数になってから切り始める
  • 巻き込みに注意
  • 定期的なメンテナンス

この他にも注意したほうが良い点などありましたら、コメントしてもらえると嬉しいです!

必要だと思った内容については追記をしていこうと思っています。

みんなで丸ノコの安全性を高めていきましょう!

 

ということで本日は以上になります。

丸ノコ以外の電動工具の使用方法であったり、DIYやキャンピングカー製作について今後もたくさん記事を配信していく予定です。

良かったら他の記事も読んでみてください。

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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