
自宅のシューズラックについて以下のようなご不満がある方、DIYはいかがでしょうか。
- 収納力が足りない
- 古くなって新しいものに変えたい
- ちょうどいいサイズのシューズラックが見つからない
特に収納力については時間が経つにつれて段々と靴が増えて困っているという状況になる方も多いと思います。
ただ、既製品だとちょうどいいサイズのシューズラックが見つからない、そんな方にはDIYがおすすめです!
シューズラックDIYは一見すると難しそうに感じるかもしれませんが、実は思ったより簡単で初心者の方にもおすすめできるDIYです。
具体的なお話をすると箱を作って棚板を取り付けるだけです。
箱と言えば初心者DIYの代名詞とも言えるものですよね。
今回は棚板の高さを変えられる仕様としましたが、固定のものとしてしまえばもっと簡単です。
思ったよりも簡単に作ることができるので、良かったらご検討ください!
それでは作り方の解説を行います。
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材料

まずは材料の説明です。
筆者は各部位によって材料を分けましたが、実際のところ全て同じ材(24mmの合板+金具など)でも作ることができると思います。
ただ経験則からですが、12mmの合板では強度が足らずにグラグラしてしまう可能性があります。
※棚板もビス等で固定してしまうのであれば、問題ないかも
24mm以上の合板や集成材などであれば強度的には問題ないのではないかと考えています。
枠材

1800×45×18mmのパイン集成材をカットして使用しています。
DCMブランドのものを使用していますが、似たようなサイズの木材であればどのホームセンターでも購入可能だと思います。
ただちょっとグラついたので強度不足も感じています。
とはいえ2x4材だと場所取るしめちゃ重くなるしで考えた結果、今回はこちらを使用しました。
壁材

こちらは側面と背面、天板で3種類の木材を使用しています。
側面はちょっとだけおしゃれにしたかったので、幅12mm、厚さ9mmの羽目板を使用しました。
背面は3mmのプリント合板を使用しています。
白い部分が内側に来るように取り付けています。
最後に天板ですが、12mmの合板を使用しています。
扉材

12mmの合板を使用しました。
これは正直失敗したと思っています。
というのも余っていた材を使用したのも悪かったですが、木材が歪んでいて扉が完全に閉まりません^^;
12mmの合板を使うにしても歪みにくいものを選択することをおすすめします。
棚板

12mmの塗装コンパネを使用しています。
シューズラックということで、雨に濡れたまま収納することもあるだろうと思ったので、少し水に強い素材を選択しました。
ラック自体の幅がもう少し狭かったり、重たい靴を収納するわけでなければもっと薄い材でも問題ないと思います。
金具

必須の金具としては棚柱と棚受、スライド丁番くらいになります。
金具とはちょっと違うかもしれませんが、もちろん適切なサイズのビスは必要になります。
あとは3mmのプリント合板の取り付けはタッカーで行ったので、タッカーの芯も使用しました。(ビスでも問題ありません。)
作り方

材料の理解ができたら実際に作っていきます。
基本的には木材をカットして組み立てていくだけになります。
一番難しいのは材料がどの程度必要で、どの長さにカットすればいいのかというところになると思います。
なので簡易的でもいいので設計は必ず行いましょう。
設計(簡易的でもOK)

まずシューズラック自体の大きさを考えます。
基本的には高さ・幅・奥行の3点ですね。
ボックスのような四角いシューズラックを作成するのであればこの3点の長さを決めればOKです。
あとは決めたサイズ合わせて木材をカットする長さを決めていけば問題なく作成ができるはずです。
ただ、注意点として木材の厚みを考慮に入れることを忘れないでください。
900mmでカットしたとしても左右に12mmの合板を壁として取り付けると924mmになりますよね。
こういった木材の厚みを考慮に入れていないと材のサイズズレが発生します。
多少決めたサイズからズレても問題ないのであればここは気にしなくて大丈夫です。(簡易的な設計でOK)
完璧なサイズで作成したい場合は、どこに木材を重ねるかとその場合の木材の厚みを考慮して少し詳し目な設計書を作成したほうが後が楽になると思います。
また、設計図を作ることで必要な木材の量も判明しますので、無駄な木材の購入や買い足しなどの作業を減らすことができます。
木材カット

設計図で決めたサイズに合わせて木材をカットします。
ここでもズレなしで完璧に作成したい人向けのコツがあります。
例えば脚となる木材として400mmの長さの木材が4本欲しいとかの場合ですね。
1本ずつカットするとどうしても数mm単位ではズレが発生します。
ズレないコツとしては一旦410mmくらいの少し長めに1本ずつカットして、再度4本を揃えて同時に400mmにカットすることでズレを軽減することが可能です。
カットする回数が増えて手間ですが、4本同じ長さの木材を用意することが可能です。
組み立て

カットができたら組み立てです。
ここでも設計図が活躍します。
基本中の基本ですが、設計図で書いたとおりに木材を重ねて取り付けるようにしてください。
ビス止めする場合は下穴は絶対に開けたほうが良いです。
時間をかけてカットした木材が割れてしまった時の悲しさはかなりのものなので、下穴を開けて悲しい思いをする可能性を下げましょう。
また、棚柱を取り付ける場合は箱の形に組み立てる前に取り付けることをおすすめします。
サイズが大きければそこまで問題になりませんが、小さい場合は棚柱を取り付けるためのスペースが少なく、インパクトドライバーが入らなかったり、力が入れにくくてズレてしまったりということが発生します。
事前に場所を決めて取り付けておくことでこういった不都合をなくすことができます。
余談

下穴を開ける際ですが、コーナークランプなどを使用してガッチリと固定して行うようにしてください。
筆者は横着をした結果、下穴錐が折れました…
穴を開けている最中に木材がずれてしまい、いとも簡単に下穴錐が折れました。
皆さんもご注意ください。
使用感
実はこのシューズラックは作成してから半年ほど経過しており、現在実際に使用していますのでちょっとした使用感をお話しします。
とはいっても「収納力」と「感想」の2点のみですが…
もしよかったら参考にしてみてください。
収納力
5段もあれば収納力は申し分ないです。
一応1段目を少し床から底上げしてあることにより、シューズラックの下部にもモノを入れられるようになっています。
上部の天板もフラットなので、モノを置くスペースとして活用することができています。
家族3人で使用しており、ランニングシューズなどの趣味靴もたくさん所持していますが、収納力には今のところ困っていません。
感想
材料の部分でも解説しましたが、ちょっとグラグラしているのが気になるなという印象です。
柱とする部分にはもう少し強度の高い木材を使用するべきだったと思いました。
最初から完璧なものはできないので、もし次作ることがあれば強度を高めるようにしようと思います。
DIYはこうやって作った後も改善点を考えて自身の能力向上に生かせるところが面白いですね。
あとは扉が歪んでいるのも少し気になります。
これは良い木材が見つかったら交換しようと思っています。
上記2点以外は非常に気に入っていて、羽目板のワンポイントも良い感じなので作ってよかったと思っています。
なかなか既製品でちょうどいいのがなかったというのもあり、こういう時はDIYができることに感謝しています。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はシューズラックの作り方について解説してみました。
正直作り方というよりは必要な材料とちょっとしたコツといった感じでしたが…
実際どうなんでしょう。
筆者としてはカットや組み立てには困らないので、どんな材料を使用して作成しているかがわかれば良いと思っているのですが、作り方も細かく解説したほうが良いのか少し悩んでおります。
細かく解説といってもここはビスを何本、何mm間隔でとかは正直筆者も感覚でやっているので、正しくない部分もあると思いますし、細かく解説しすぎると記事自体が長くなるしなぁといろいろ考えてしまいます。
もしご意見あればコメントしてもらえると嬉しいです!
ということで今回は以上になります。
他にもDIYに関することや自作キャンピングカー製作について様々な記事を配信しております。
良かったら他の記事も読んでみてください。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!