
ハイエースの購入を検討している、もしくは既に購入された方の中には以下のような不安を持っている方も多いのではないでしょうか。
不安
- ハイエースは盗まれやすいって聞いたけど本当なの?
- ハイエースの盗難対策について知りたい!
- 自慢の愛車を守るためにはどうしたらいい?
皆さんは自分の愛車の盗難対策は何かされていますか?
知っている方も多いと思いますが、ハイエースの盗難件数は常に上位に位置しており、狙われやすい車となっています。
理由はたくさんあると思いますが、主な理由としては「海外で高く売れる」からになります。
ハイエースはとても耐久性の優れた車で、一般的な車の寿命と言われている10万kmを超えても余裕で走ります。
海外では10万km程度では新車として扱われることもあるくらいには頑丈です。
そのような理由もあり、とても人気の車になります。
なので、海外への販売目的での窃盗というのが多くなっています。
盗難が多い背景の解説はこの辺りにして、本題である「より盗まれにくくするためにはどうするべきか」について解説をしていこうと思います。
正直な話、100%盗まれない方法というのはありません。
なので、どうすれば盗まれにくくなるかを考える必要があります。
今回の記事は自分の愛車を守るためにも、知っておいて損はない情報になります。
お手軽な対策からちょっと凝った対策まで、幅広く解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
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メジャーな盗難対策グッズ
盗難を対策するためのグッズは各メーカーから様々な種類が販売されています。
お手軽なものから、ちょっと大変なものまで本当に様々です。
今回はその中から素人でも扱える対策グッズをご紹介します。
紹介するグッズは以下のとおりです。
- ハンドルロック[お手軽]
- ブレーキ(クラッチ)ロック[お手軽]
- 電波遮断ケース[お手軽]
- 防犯カメラ[ちょっと面倒]
- タイヤロック[面倒]
一つ一つご紹介していきます!
ハンドルロック[お手軽]
盗難対策グッズとして最もメジャーといっても過言ではないのがハンドルロックになります。
ハンドルを固定することで、物理的に車を盗みにくくする対策になります。
ハンドルが動かせなかったら、もしエンジンをかけることができても盗み出すことは困難ですからね。
また、盗む側になって考えて欲しいのですが、ハンドルロックの付いている車と付いていない車どちらを狙いますか?
もちろん付いていない車を狙いますよね。要するに抑止力になるわけです。
専用の工具があればハンドルロックを破壊することもできなくはないですが、目立つ上に大変なので、それなら最初から付いていない車を狙った方が良いというわけです。
ハンドルロックは車外からもよく見えるので抑止力としては絶大な効果を発揮します。
ペダルロック[お手軽]
こちらのグッズも物理的に車を動かすことをできなくするための道具になります。
名前の通り、ブレーキやクラッチを踏むことができなくするための道具ですね。
多くの車はブレーキやクラッチを踏んでいないと車のエンジンをかけられないような仕組みになっています。
また、万が一エンジンをかけられたとしてもブレーキやクラッチが踏めないと車を運転することはできないですよね。
欠点としてはハンドルロックよりは目立たないので、抑止力の効果が薄いという点になります。
ただ、エンジンをかけようとした段階でわかると思うので、諦めてくれる可能性もあります。
電波遮断ポーチ[お手軽]
スマートキーを使用している車限定になるのですが、リレーアタックと呼ばれる盗難の手口があります。
スマートキーから発せられている微弱な電波を増幅して、鍵が遠くにあってもエンジンをかけられるようにしてしまう手口になります。
特に玄関などに車の鍵を置いているような方は注意が必要です。
スマートキーは常に微弱な電波を発しているため、それを遮断するために電波遮断ケースを使用します。
電波遮断ケースの中に入れて保管しておけば、微弱な電波も発せられることがなくなるので、増幅できずリレーアタックで盗難することができなくなります。
防犯カメラ[ちょっと面倒]
これはあくまで抑止力にしかなりませんが、防犯カメラを設置することも対策としては有効になります。
ただし、一軒家であれば比較的取り付けしやすいと思うのですが、マンションやアパートに暮らしていたり、駐車場を家とは別の場所に借りている場合などは設置が難しい可能性があります。
設置できれば有効な対策になりますが、状況によっては難しい場合もあると思うので「ちょっと面倒」に分類させていただきました。
タイヤロック[面倒]
物理的にも抑止力としてもタイヤロックは非常に効果は高いです。
タイヤに取り付けることで、タイヤが回らないようにするグッズになります。
効果は高いのですが、車を発進させるたびに取り外しを行わないといけないのと、もし取り外すことを忘れて発進してしまうとホイールを傷つけることになってしまうなど、欠点も多く、かなり面倒ではあります。
そこを許容できる方にはおすすめできる商品です。
メジャーで素人でも簡単にできるグッズはこんな感じになります。
もちろんまだ紹介できていないグッズもあるので、機会があれば、別の記事でご紹介させていただきます!
ハイエース専用の凝った対策
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ハイエース 標準ボディ | ペダル【ビバリーオート】ハイエース 200系 1型~7型 標準ボディ ブレーキペダルロック シングルロックバージョン ダブルショックセンサー付
確かハイエース専用だったと思うのですが、ブレーキペダルロックと呼ばれる製品も販売されています。
ブレーキロックと似たような対策ですが、かなり凝った仕様となっており、一度取り付けを行えばロックと解除を簡単に行うことができるようになります。
ブレーキロックって意外と付けたり外したりが面倒ですからね。
そこがスムーズになるのであれば、お金を出す価値もあるのではないでしょうか。
ただし、基本的には専用の業者に取り付けをお願いする必要があるため、別の章での紹介とさせていただきました。
盗難防止の効果としてはかなり高いと思いますので、興味のある方はぜひ検討してみてください!
※標準ボディとワイドボディで製品が異なるようなのでご注意ください。
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さらに凝った対策
最近筆者が知ったかなり効果のある盗難対策です。
もちろん費用はかなり掛かってしまいますが、絶対に取られたくない場合は検討できると思います。
具体的にはエンジンを始動するために、所持者しか知らない手順を踏まないとエンジンを動作しないようにしてしまう対策方法です。
例えば、とあるボタンを押しながら出ないとエンジンを始動できないといった感じですね。
これはイモビカッターという盗難用のアイテムを使用してもエンジンを始動できないということでかなり効果的だと思います。
興味がある方は調べてみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はメジャーな盗難防止グッズについて解説しました。
お手軽なものからかなり面倒なものまでありますが、ご自身の許容できるグッズをご使用いただければと思います。
ちなみに筆者は現在、ハンドルロックとクラッチロックを使用しています。
筆者のように複数のグッズを組み合わせて利用することもおすすめの使用法となります。
記事を読んでみて盗難について少しでも不安に思った方は一度検討してみてください!
他にもハイエースをはじめとした車についての記事を多数配信しておりますので、良かったら他の記事も読んでみてください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!