
筆者はハイエースを利用して自作キャンピングカーの製作を行っています。
今回は今までに作成した装備の紹介とおすすめ度をご紹介します!
作成の難易度についても触れていきますので、これから自作キャンピングカーの製作を行おうと考えている方や必要な車中泊装備に悩んでいる方には特に参考になると思います。
しょーへいと言えばカーラッピング(自称)というところもありますので、装備と車の見た目に関わる部分に分けて両方ご紹介しようと思います。
装備のみ知りたいという方は前半を読んでもらえれば大丈夫です。
見た目に関わる部分については後半で解説します。
それでは早速解説を始めていきます!
車中泊用の装備
ということでまずは車中泊用の装備を紹介します。
筆者が考えるおすすめレベル順に紹介しており、先に紹介するものほどおすすめレベルが高いです。
おすすめ度に加えて、作成(施工)の難易度についても記載してますので、ぜひ参考にしてみてください。
合わせて筆者が作成(施工)した際の記事も良ければ見てみてください!
防音・断熱

おすすめ度:
施工難易度:
車中泊を頻繁に行うのであれば絶対に防音・断熱処理は行ったほうが良いです。
どちらも快適に眠るために必須となります。
防音処理をしておけば外の音を防ぐことができますし、断熱処理に関しては夏は涼しさ、冬は暖かさをキープするのに非常に重要な役割を担います。
エアコンの効きの良さに関わってくるので、車中泊をしない方であってもおすすめできるくらいに筆者は推しています。
特に鉄板むき出しのハイエースバンや軽バンなどでは施工の有無で雲泥の差が出てきます。
とてもおすすめなので、検討してみてください。
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床張り

おすすめ度:
作成難易度:
床張りは床の安定性を確保する意味ももちろんありますが、家具類をある程度固定しやすくなるというのもメリットにありますので、施工しない手はないくらいおすすめです。
床張りがない場合、車体に直接穴をあけないと固定ができないですよね。
木材で作成した床があれば、固定するための金具等を取り付けることができ、家具類を簡単に固定することができるようになります。
(工具なしで外せるようにしておかないと荷物とみなされない場合がありますのでご注意ください)
固定せずにただ置くだけの場合でも根太をしっかりと入れて施工した床は安定性が抜群で、結果的に家具も安定します。
施工しない理由はないくらいに快適なので、まだの方はぜひ検討してみてください。
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ベッド

おすすめ度:
作成難易度:
これに関しては説明不要かもしれないですね。
車中泊は車の中で寝るわけですから、ベッドがあったほうが良いに決まっています。
もちろん床に直接布団を敷いて寝るということもできますが、そうすると収納スペースがかなり限られてしまいます。
下部に収納スペースを備えたベッドとすることで、収納スペースもベッド自体も大きく作ることが可能です。
快適グッズをたくさん積むことができるようになりますので、より快適な睡眠を取ることができるようになります。
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スライドフロア

おすすめ度:
作成難易度:
当ブログでトップのアクセス数を誇るくらいに人気なスライドフロアです。
筆者はベッド下にスライドフロアを設置しており、奥に収納した荷物を簡単に取り出すことができるようにしています。これは本当に便利です。
リアゲートを開いておく必要はありますが、引き出しから荷物を取り出すように車に載せたものを出すことができるため、奥に収納することに全く億劫さを感じません。
難易度が少し高いので、この順位となりましたが、スライドフロアなしではもう生活ができないくらいにおすすめです。
作るのに苦労した分とても優秀な装備になりますので、設置することをおすすめします!
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カーテン

おすすめ度:
作成難易度:
カーテンは車中泊をするのであれば、ほぼ必須だと思ってもらって大丈夫です。
カーテンがないと外から中が丸見えになってしまい、防犯の観点からも良くありません。
また、朝方の日光を遮る目的でも必ず必要だと思います。
ただし、全窓にサンシェードを用意している場合はカーテンまで用意する必要はありません。
DIYでカーテンを作る場合、レールの取り付けに工夫が必要であったりして難易度は高めです。
サンシェードやカーテンは既製品でも良い製品が販売されているので、興味のある方は探してみるのも良いと思います。
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セカンドテーブル

おすすめ度:
作成難易度:
ハイエースなどのキャブオーバー型の車限定になるかもしれませんが、セカンドテーブルのおすすめ度も高いです。
デッドスペースの有効活用にもなりますし、何より見た目がすっきりします。
利便性も高く、セカンドテーブルを活用してドリンクホルダーを増設したり、靴箱を作ったり、タブレットの固定具を取り付けたりといろいろなことに活用ができます。
もちろんテーブルとしても活用できますので、本当に便利です。
作成難易度もそんなに高くありませんので、DIY好きの方はぜひ作成してみてください!
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ルームライト交換

おすすめ度:
施工難易度:
車の天井に取り付けられているルームライトの交換になります。
最近の車だと明るいライトも多いのかもしれませんが、筆者のハイエースバンではハロゲンライトでかなり暗い状況でした。
これをLEDライトに変えたところ劇的に明るくなり、夜中に車の中で過ごすのも全く苦にならなくなりました。
ランタンなどの追加のライトが不要なくらいには明るいです。
車内の暗さに悩んでいる方はライトを交換するだけで快適度がグッと上がるので、良かったら検討してみてください。
思ったよりも簡単に交換できますよ。
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ハンガーバー

おすすめ度:
作成難易度:
天井に設置するバーになります。
このバーを利用して釣り竿やサーフボード、スノーボードなどを上部に収納することが可能です。
上記に挙げた長物をよく載せるという方にはおすすめの装備になります。
反対にあまり載せない方にはおすすめできません。
というのもの車内を移動する際に頭がバーに当たることが結構あります。
筆者も邪魔だなと思うことが多々あるので、導入はしっかりと考えてから行ったほうが良いと思います。
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棚

おすすめ度:
作成難易度:
DIYで簡単に作ることができる棚ですが、意外と使用しないかもしれません。
キャンピングカーには棚がたくさん設置されていて、すごく便利なように感じますが、これは相当考えられて設置されています。
実際に使いやすいとは思いますが、その利便性をDIYで作ることができるかというとなかなかハードルが高いです。
棚を作るだけなら簡単なものの、使いやすくて便利な棚を作るとなるとかなり難しいと思います。
筆者が作成した棚は場所だけ取ってしまって収納力の低い棚になってしまいました。
この棚であれば、収納ボックスをたくさん購入して上手に配置したほうがスペースの無駄が少ないと思います。
使途が明確で、DIYに自信のある方は挑戦してみてもいいかもしれません。
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シンク

おすすめ度:
作成難易度:
キャンピングカーといえばという装備かもしれませんが、注意が必要です。
悪い装備ではないのですが、筆者は全く使わなかったので降ろしてしまいました。
車に載せるものなので、簡易的なものになってしまい、食器を洗えるレベルではないですし、手を洗うくらいであればトイレで洗えば問題ありません。
手洗いで外に出るのが億劫な方には便利だと思うかもしれませんが、汚水を後で捨てたり、タンクを洗ったりとメンテナンスに手間がかかります。
はたして外に出るのが億劫な性格の方にメンテナンスができるでしょうか?
なかなか難しいと思うので、お手拭きシートを用意しておくのが良いと思います。
という感じで筆者は使用しなくなりました。
正直あまりおすすめはできないです。。。
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見た目を良くする装備
ここからは機能というよりは見た目に関わる部分のDIYを紹介します。
どれもおすすめできるので、興味のある方は挑戦してみてください!
カーラッピング

おすすめ度:
施工難易度:
しょーへいDIYといえばというカーラッピングです(自称)
難易度、だいぶ高いです。
ただしそれ以上に満足度はめちゃめちゃ高いです!
特に車の色に不満のある方には本当におすすめです。
塗装とは異なり、失敗をしてもやり直すことができますし、施工後も元に戻したくなったら戻すことも可能です。
また、ボディを細かい傷から守ることもできたりとメリットが盛りだくさんです。
細かい作業が好きな方にも本当におすすめできるので、良かったらぜひ挑戦してみてください。
まずは小さい範囲からお試しで作業してみるのが良いと思います。
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ダッシュボード塗装

おすすめ度:
施工難易度:
ダッシュボード塗装もとってもおすすめです!
カーラッピングは外側なので、車に乗り込んだら見えませんが、ダッシュボード塗装は車内にいるときほど目に入ります。
もちろん運転中も視界の中に入っていますので、上手に塗装ができれば、カーラッピングよりも満足度が高いかもしれません。
ただし注意点として塗装なので、カーラッピングとは異なり元に戻すことはできません。
一発勝負なのでよく考えてから施工することをおすすめします。
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天井のウッド化

おすすめ度:
施工難易度:
キャンピングカーといえば板張りと考える人もいるくらい有名ですね。
ウッド化することにより、車内に温かみが出て、ストレスの緩和にも効果があります。
見た目のインパクトも相当なものなので、友人を乗せた際にも興味を持ってもらえること間違いなしです!
というところで良いところばかりが目立ちますが、意外とデメリットもあります。
詳しくは筆者の天井のウッド化シリーズの記事を読んでもらいたいですが、実害が最も大きいデメリットだけ紹介します。
それは、車検に通しづらくなるです。
よくわからない車を通してしまって、万が一後から不正が見つかった場合、検査した人の責任になる可能性があるからですね。
なので、法律上は問題なくても車検事態を断られるケースが多いです。
筆者的にはとてもおすすめですが、施工はよく検討して判断してください。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
記事を書いていて思いましたが、意外とたくさんのDIYをしてきたなと思いました。
ほとんどはおすすめできるものばかりですが、中には作ってみたもののあまり使用しなかった装備もあります。
導入はよく検討して進めてもらえると嬉しいです。
また、これらの装備の使用感はその人の運用スタイルによっても異なってくると思います。
おすすめ度はあくまで参考にしてもらって、必要かどうかはご自身の車中泊や車の使用方法に沿って検討してみてください。
使わないことが分かっているものを作っても時間の無駄になってしまいますからね。
浮いた分の時間を必要な装備の精度向上に使ったほうが絶対に有意義なので、作る前に使うかどうかをしっかり考えることをおすすめします。
ということで今回は以上になります。
他にもハイエースやDIYについての記事を多数配信しています。
良かったら他の記事も読んでみてください。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。